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仙台が開幕へ不安露呈/練習試合
<練習試合:仙台4-1ホンダロック>◇1日◇宮崎県総合運動公園陸上競技場◇45分×2本、30分×1本
宮崎でキャンプ中のJ2仙台の手倉森誠監督(40)が1日、目前に迫った開幕湘南戦(8日=平塚)への不安を口にした。チームはこの日、調整の集大成と位置づけて45分×2本と30分×1本の練習試合で、ホンダロック(九州社会人リーグ)と対戦。4-1で勝ったものの、チーム全体の仕上がりの遅れを露呈してしまった。流れるような攻撃が見られず、残り6日間での突貫工事を余儀なくされてしまった。
苦渋に満ちた顔で手倉森監督は試合を振り返った。「ミスだらけ。これまでの練習試合の中で一番、内容が悪い」。開幕を、ちょうど1週間後に控える中で迎えた、今キャンプ最後の試合。重ねてきた戦術チェックをしたい、という考えは見事に裏切られた。パスを出しては、その場にとどまるシーンの連続に指揮官は「選手が疲れて、理詰めでパスを出すのをやめた」と重苦しい雰囲気で話した。
東アジア選手権に北朝鮮代表として出場し、先月26日に合流したばかりのMF梁も、イメージとはほど遠い内容を嘆いた。「ミスが多いし、全体的にズレがあってうまくいかなかった」と流れるような攻撃がなかったことを指摘。パスを出す相手が見つからず、やむなくボールをキープする司令塔の姿が目立った。
選手の動きの悪さを「抜けきらない疲労」と手倉森監督は分析する。体に疲れをためた一番の原因は、先月20日から5日間で4試合行った練習試合にあるのかもしれない。不祥事を起こした4人が練習を自粛し、ほかの選手に負担がかかり負傷者が増えるという悪循環にはまった。また移動疲れを考慮してからか、宮崎県内だけで試合を行ったことで、環境に飽きた末の精神面の疲れも影響しているようだ。実際に「もう帰りたい」という声も選手から出ている。
手倉森監督は「コンディションとプレーの精度を上げないと湘南戦は厳しい」と話し、週明けから急ピッチの調整に全力を注ぐ構えだ。この試合でほぼ開幕メンバーを固めるはずだったが1、2本目に出た選手の動きに満足できず「また来週メンバーを見極めなければいけない」と指揮官。昨季開幕11戦無敗を誇った再現を-という指揮官の青写真に、暗雲が立ちこめてきた。【山崎安昭】
[2008年3月2日12時34分 紙面から]
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