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仙台新監督の壮大な夢「5年以内J覇権」
来季のJ1昇格は当然のこと、そして5年以内に仙台の空へチャンピオンフラッグをひるがえそう! J2仙台の手倉森誠監督(40)が21日、イレブンを前に自身が抱く壮大な夢を語った。チームはこの日、泉パークタウンで今年の全体練習を開始。練習前に約40分間行われたミーティングで指揮官は、選手のプライドをくすぐった。
鋭い視線、高みを目指す輝く瞳…。選手たちのサッカーに飢えた目が、指揮官にはうれしかった。今年最初のトレーニングを終えた手倉森監督は「みんな意外と元気だった。(約1時間の全体練習後に)長く(ピッチに)残った選手の蹴り込みとか見ても十分(準備が)できていると思った」と目尻を下げて話した。
イレブンの顔を見て、手応えを感じているからこそ大きな目標をチームに課した。「5年以内にJ1の覇権か、天皇杯のタイトルを取る!」。指揮官は29人の選手を前に熱い思いを語った。浩ヘッドコーチは「みんな淡々と(監督の話を)聞いていたよ。選手たちは『やってやろう』っていう気になっていた」と、ミーティングルームに流れた空気を読み取った。
J1のタイトルにとどまらず、指揮官はさらに上のレベルを見据えてチームを強化するつもりだ。「アジア(ACL)も行きたい。そこを目指す(チームの)土台だと話した。世界のトップレベルを意識してやってくれ、と選手たちに言った」。キャンプでは昨年のクラブW杯覇者、ACミランとアーセナル、バルセロナの「カウンター攻撃編集VTR」を流し、選手たちに世界の戦術を刷り込む。
手倉森監督の大きなビジョンは、選手のハートを揺さぶった。MF梁が「チームがJ1に上がるだけでなく、監督が(世界を意識する)広い視野を持っているのはうれしいです」と話すように、指揮官の夢にすっかり共鳴した様子だ。チャンピオンフラッグを仙台の空へ―。壮大な夢実現への一歩が昇格であることは、もちろん選手全員が理解している。まずは第1段階をクリアすべく、昇格へ一丸となる。【山崎安昭】
[2008年1月22日11時39分 紙面から]
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