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仙台FW万代の磐田移籍決定的
J2仙台のFW万代宏樹(21)のJ1磐田への移籍が決定的であることが18日、明らかになった。磐田側の関係者によれば、移籍交渉は契約の細部を煮詰める段階まで来ているという。この日、手倉森監督が直接、万代に慰留したが、選手としてのステップアップを望む万代を翻意させるまでには至らなかった。早ければ今週中にも移籍が決定する。
指揮官との“面談”を終えた万代の顔には複雑な胸の内が表れていた。「(手倉森監督に)残留してくれと言われました…。(決断を)悩んでいます」。言葉に力はなかった。ただ、移籍交渉が大詰めの段階に来ているのでは-との質問には否定をしなかった。
6日の1回目の来季契約交渉の席で、磐田から正式オファーが届いていることを知らされた。その時、万代は「これだけ多くの人から必要とされることはなかった…。(移籍か残留か)決断するのが難しい」と心境を吐露。以来、時間をかけて熟慮を重ねた。来季も仙台に残りJ1昇格を目指すチームを支えるか、それとも現状でレギュラーを奪うのは難しい磐田で自分を磨き北京五輪代表を目指すか-。
それから10日以上がたったが、あるクラブ関係者は「日に日に万代から『移籍する』というにおいが増してきた」と話す。今季リーグ戦40試合に出場し日本人3位の14得点を挙げたエースの残留を願い、この日、手倉森監督が“最後の引き留め”を行った。「全力で引き留める」と話していた名倉社長も、関係者を通じて万代の決意を聞いた際には「そうですか…」と肩を落としたという。
この日、万代は泉パークタウンで自主トレに励んだ。時折、笑顔を見せる一方で、仙台での残り少ない時間をカウントダウンするかのような寂しさも感じられた。磐田側の関係者によれば、残される移籍交渉は条件の細部を煮詰めるだけ、という。一抹の未練を残しながら、万代は仙台を離れることになる。
[2007年12月19日10時54分 紙面から]
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