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仙台FWファビーニョ「間に合った!!」

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原田理学療法士(右)と、ランニングで汗を流すFWファビーニョ
原田理学療法士(右)と、ランニングで汗を流すFWファビーニョ

 J2仙台のFWファビーニョ(34)が驚異的な回復力で、11月25日の京都戦で復帰する可能性のあることが16日、分かった。ファビーニョは8月の湘南戦で右足第5中足骨を骨折し、今季の出場が絶望視されていた。復帰を目指しリハビリを続け、早ければ来週にもボールが蹴れる状態に回復している。現在、仙台はJ1昇格圏内の3位で、京都は勝ち点1差の4位。順調に行けば、昇格を左右する大一番、京都との直接対決に出場が濃厚だ。

 昇格への切り札が、最後の大一番に間に合いそうだ。ファビーニョは8月のアウエー湘南戦に先発出場し、接触プレーで骨折した。7月に入団以来、わずか5試合出場で戦線離脱。全治6週間の診断で、今季の出場は絶望的だった。

 だが、ここにきて回復が進み、現在はランニングやダッシュも楽々とこなしている。週1回、仙台市内の病院で検査を受けており、次の検査で医師のGOサインが出れば、来週にもボールを使った練習を始める。

 毎日リハビリと自宅でのアイシングを繰り返した。「つらかったけど、落ち込んでいられなかった。仙台を昇格させるために日本に来た。このままじゃ終われない」。仙台での試合には必ず足を運び、声援を送った。「机をたたきながら見ていた。でも、自分がその中にいたいという気持ちが強くて、見てるのもつらかった」。仙台の力になりたい。その思いが驚異の回復につながった。

 16日、泉サッカー場で行われた練習に参加したファビーニョは、別メニューだが、フィジカル系のメニューを完ぺきにこなした。最近では走る距離や強度を上げ、ボールを使うメニュー以外は、ほぼトップチームのレベルまで戻った。「痛みはない。走るのはもう大丈夫だね。あとは、検査の結果を願うだけ。早くボールを蹴りたい」と語る。

 11月25日の京都戦、12月1日の最終節徳島戦。もつれているJ2リーグで、最後の2試合が最も重要な試合となる。「プレーをして今季を終わりたいし、自分も戦って仙台で昇格したいんだ」。最後の最後に、計算できる戦力が帰ってくる。【栗山尚久】

[2007年10月17日12時35分 紙面から]

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