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仙台GK林「札幌塾」開講
J2仙台GK林卓人(25)が、15日のアウエーでの戦いに向けて「札幌塾」を開講する。今年6月、昇格を争うライバル札幌から期限付き移籍加入した林が、「札幌を丸裸にする」と仙台のために一肌脱ぐ。チームは12日、泉サッカー場で約2時間練習し、林も大声で守備陣に指示を出すなど、元気いっぱいだった。
札幌には05年6月に勝ち、同8月に敗れて以来、9戦勝ちなし(4分け5敗)と苦手にしている。林は昨年、札幌の正GKとして仙台との4戦全戦に出場し、2勝2分けと無敗だった。だが、今は仙台の一員。札幌の守備陣をコントロールしてきた男が、打倒首位札幌に全面協力する。「知っていることは何でも話すし、聞いてほしい。選手の特徴とか教えますよ」と、選手はもちろん、スタッフにも情報提供する構えだ。
札幌の練習を思い出す。三浦監督の戦術、仙台対策も鮮明に覚えている。「札幌は守って、カウンター。そしてセットプレー。だが、今回は札幌どうこうより、仙台のサッカーをするだけです。僕らが上に行くためにも、札幌はたたかないといかん相手でしょ」と、大阪弁でまくし立てた。
私生活では同郷のMF梁勇基(25)と意気投合、すっかりチームに溶け込んでいる。「いいやつばかりで、仙台のサッカーは楽しい」と、仙台愛も芽生えてきた。情けを捨てた林が、仙台に10試合ぶりの札幌戦勝利をもたらす。【栗山尚久】
[2007年9月13日13時9分 紙面から]
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