- 東北メニュー
-
仙台中島同点、関口決勝/J2
<J2:仙台2-1湘南>◇第19節◇2日◇ユアテックスタジアム仙台
仙台はホームで湘南に2-1で逆転勝利した。開幕以来の2連勝で2位を守った。前半1分に先制されたが、同14分にFW中島裕希(22)の豪快ミドルで同点。同29分にはFW関口訓充(21)が決勝の技ありシュートを決めた。
「剛」の中島、「柔」の関口。チーム一の仲良しコンビが、対照的なゴールを決めて快勝した。
前半14分、左サイドからドリブルで切り込んだ中島は、約20メートルの距離から豪快なミドルを放った。空気を切り裂くような勢いの一発は、湘南ゴール目掛けて一直線。ピッチ上にいた関口が「お前は(マンチェスターU)ルーニーか」と突っ込むほど、強烈なシュートだった。「前を向けたので、思い切り振り抜いた。自分でもびっくりです」と、打った本人も驚くほどの威力。流れを変える同点弾に、中島はイレブンと一緒にケツメイシの「トモダチ」の振り付けで踊った。
続いて関口だ。前半29分、執ように裏のスペースを狙った関口に、MFロペスから絶妙な縦パスが入った。受けるタイミングで相手DFを半歩置き去りにして、ダイレクトで打った。GKの動きを見て、ボールに軽く触れるだけの優しいシュート。ボールは無人の湘南ゴールにゆっくりと転がった。技ありの一発に「相手と一瞬の勝負ができた。自分が(マンチェスターU)C・ロナウドかと思いました」とおどけてみせた。
FW万代宏樹(21)がU-22日本代表に選出され、欠場。不安の声もあったが、やんちゃな仙台の“悪童コンビ”が危機を救った。関口は「おれが先発でもできるということを証明した。新コンビの誕生です」と胸を張った。中島も「ゴールを決め続けたいし、狙うは1番上(得点王)です」と意気込んだ。2人はあうんの呼吸でワンツーや、互いの快足を生かして相手をかき回した。シーズン残り30試合。仙台に新たな武器ができた。【栗山尚久】
[2007年6月3日11時1分 紙面から]
