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仙台FW万代の穴埋めるのは関口
J2仙台は2日、ホームで連勝をかけて湘南と対戦する。U-22(22歳以下)日本代表に選出されたFW万代宏樹(21)は、代表合宿参加のため欠場。FW関口訓充(21)が抜てきされ、スタメン出場が濃厚だ。5月31日、泉サッカー場で行われた紅白戦で関口はFW中島裕希(22)との2トップを形成。J2屈指の若きスピードコンビで、今季好調の湘南を破る。
「機動戦士セキグチ」が発進する。万代の穴を埋めるのは、快速男・関口の機動力だ。今季は後半の切り札として、主に途中出場。だが、「攻められているときは7対3で守備」と振り返るように、持ち味のドリブルを封印し、守備に貢献せざるを得ない状況が多かった。
出撃の舞台が整った。持ち味を最大出力できるスタメンFWとしての出場。「今度は7対3で攻撃ができる」とほほ笑んだ。従来は攻撃的MFの位置で出場し、攻守ともに要求されるが、今回は違う。「どんどんシュートを打って、どん欲に点を取りにいく。動き回って、機動力を存分に生かしたい」と、快速ドリブルに加え、シュートの乱れ打ちで打撃戦歓迎の構えだ。
“援護射撃”は兄貴分の中島が受け持つ。現在8得点のチーム得点王は「セキは速いっすよ」と太鼓判。さらに「僕らが組めば、J2最速コンビだという自信がある」と言う。普段から仲良しの2人は、ほとんど毎日夕食をともにする「兄弟分」だ。中島は「理想型は2人でワンツーで崩し、相手を置き去りにするパターン」と秘策を明かした。
昨年9月に万代と同じU-22日本代表候補に選出された関口だが、その後招集はない。万代には1歩後れをとったが「焦りはない。もちろん、五輪代表はあきらめていない」と話す。だが、当然悔しさは感じている。「今回も万代の代役と呼ばれるのは悔しい。チームの勝利と、ぼく個人の結果を出す」。仙台の貴公子の異名をとる関口が、万代にない機動力で暴れまくる。【栗山尚久】
[2007年6月1日11時32分 紙面から]
