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永井「山形は敵」古巣相手に宣戦布告

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みちのくダービーへ向け、ミニゲームで気迫あふれるプレーをみせる仙台の永井
みちのくダービーへ向け、ミニゲームで気迫あふれるプレーをみせる仙台の永井

 今季9戦無敗の仙台か、4連勝中の山形か-。25日、山形で今季初のJ2みちのくダービーが行われる。今季山形から仙台に移籍したMF永井篤志(32)は「やってやりますよ」と古巣に宣戦布告。途中出場が濃厚だが、特徴や攻略法をイレブンに伝授して、敵地に乗り込む。

 永井が「ヒール(悪役)」になる。移籍後、初の古巣山形での試合に、山形サポーターから大ブーイングが予想されるが「全く気にしない」と平然。元同僚たちに対しても「怖さを感じるくらいきてくれないと、面白くない。みんな、突っかかって来い」と宣戦布告。そこに情など、ない。

 山形か仙台か…。昨年末に苦悩し、仙台移籍を決断した。32歳という年齢、残りのサッカー人生を、より可能性のある仙台に求めた。兄貴分の気質上、後輩に慕われ、誰よりも信頼されていた。だが、入団会見では「山形は敵」とさえ言い放った。「山形愛」を捨て、仙台のユニホームに身を包み、情を捨てて戦うことを決めた。「ガチンコでやります。絶対に勝ちます」ときっぱり語った。

 昨年までの永井の位置でプレーする秋葉に対しては、敵対心をあらわにした。「秋葉との、ファーストコンタクトで、いわしちゃいます。彼は気が強いからがんがん来ると思う。調子に乗らせないように、やっちゃいますよ」と、かわいがった後輩を本気でつぶすつもりだ。ほかの選手にも「本気でぶつかって来い。じゃないと面白くない」と呼び掛けた。

 「仙台に来て初めてのダービー。死に物狂いで、どうしても勝ちたい」。7年間を過ごした山形での思いは、すべて捨て去り、目の前の元同僚たちを倒す。それが、「男・永井」の生きざまだ。【栗山尚久】

[2007年4月25日11時35分 紙面から]

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