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手倉森誠、浩の双子コーチがベンチ入り

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鳥栖戦に、そろってベンチ入りすることになった手倉森誠(右)、浩両コーチ
鳥栖戦に、そろってベンチ入りすることになった手倉森誠(右)、浩両コーチ

 J2仙台の手倉森誠、浩コーチ(39)が今日14日のホーム鳥栖戦で、Jリーグ史上初の「双子コーチ」デビューを果たす。当初は5月にそろってベンチ入りする予定だったが、鳥栖戦はMFロペス(27)ジョニウソン(28)が出場停止で、通訳の羽生氏がベンチを外れる。急きょ浩コーチのベンチ入りが決まり、ホーム初勝利へ一丸となる。また出場停止の2人に代わり、MF熊林親吾(25)DF磯崎敬太(26)が先発する。

 「動」の誠と「静」の浩コーチ。2人が初めて、同じベンチに座る。ホーム初勝利、そして攻守の核がいない危機的状況を救う。

 浩コーチは前節まで、主に控え組の練習の指導、対戦相手のスカウティングを担当していたが、今度は鳥栖戦の鍵を握る。前節のアウエー徳島戦には帯同せず、仙台に残って綿密に鳥栖を分析。頭の中は「鳥栖」でいっぱいだ。今までは試合前までに、分析内容をトップチームに報告していたが、今回は別だ。

 自らがベンチに入り、戦況や相手の動きを見ながら、瞬時に対応策を望月達也監督(43)に伝える。鳥栖の選手交代や、戦術の変更に対するタイムリーな情報がベンチに流れることになる。「ロペスたちがいなくても、やれるよ」と自信満々に話した。

 誠コーチも「おれは、ゲキを飛ばすだけだね。浩のスカウティングは重要な武器。戦況を見ながら、ベンチで分析してくれる。スタッフも選手も全員日本人。楽しみだね」と信頼している。ベンチを飛び出し、大声で指示を出す誠コーチ、ベンチ内で戦況を見守る浩コーチ。そして、2人の考えを望月監督がまとめ、実行する。今年のテーマ、3人が「一枚岩」となって危機を乗り越える。

 選手もやる気満々だ。今季初先発となる熊林は「立ち上がりから仕掛ける。今までより、アグレッシブにいきたい」と語った。MF梁勇基(25)も「外国人選手だけで、サッカーをやっているわけじゃない。試合が終わったら、ぶっ倒れるくらいの気持ちでやる」と意気込んだ。チームは今季開幕8戦無敗だが、本拠地白星はまだない。今季ホーム初勝利を全員の力で勝ち取り、双子コーチのデビュー戦を飾る。【栗山尚久】

[2007年4月14日11時51分 紙面から]

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