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仙台DF菅井ミドル弾で「1面飾る」
J2仙台は28日、宮崎県総合運動公園陸上競技場で攻撃に重点を置いた練習を約2時間半行った。昨季チーム日本人最多7得点を挙げたDF菅井直樹(22)はキレのあるシュートを連発。キャンプで磨きをかけたミドルシュートで今年も攻め上がる。
「今年はスポーツ紙の全国版に載りたい。できれば1面を飾ってみたい」。菅井は恥ずかしそうに、こう話した。単なるビッグマウスではない。それだけ自信があるのだ。
ピッチにドスのきいた声が響き渡る。練習中、温和な人柄からは想像もつかない怒声を出す。「気合の塊」だ。気持ちが張り詰めているため、試合や練習後は真っ先に帰り支度を済ませる。「サッカーが終わったら早く休みたい」。ピッチの中では、一切の手加減をしない男だ。
昨年は得意のサイドを駆け上がる攻撃でプロ入り初ゴール。終わってみれば7得点だ。これには高校の同級生で、大の仲良しのスピードスケート加藤条治(トリノ五輪代表)もびっくり。加藤がオフに帰省した際、大げさな祝福を受けた。得点感覚を身につけた今季は「最低10点以上」と目標を掲げた。得意の裏に飛び出す動きは、今季の仙台が掲げるテーマと同じだ。2月18日のJ1大分との練習試合では、トップチーム相手に先制ゴールを決め、3日の開幕アウエー湘南戦へ手応え十分だ。
「去年の動きプラス、ミドル」。幼いころ、自宅近くの駐車場の壁に的を作り、毎日夜遅くまでボールを蹴った。その練習が今になって生きている。キャンプ中も、際どいコースにミドルを決めた。昨年の村上和弘(川崎Fに移籍)のようなパンチ力こそないが、無回転で揺れながら落ちる。「今年は1試合5~6本打ちたい。ハットトリックもやってみたいです」と笑顔で話した。J2の選手がスポーツ紙の全国版に載るのは、たやすい事ではない。だが、菅井にはその可能性が十分ある。【栗山尚久】
[2007年3月1日12時33分 紙面から]
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