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実は得意、仙台DF木谷がFKを蹴る
今年のJ2仙台は、DF木谷公亮(28)がFKを蹴る。21日、キャンプ地の宮崎県総合運動公園陸上競技場で、2部練習を行った。すべてのメニューを終え、FW陣がゴール前に集まった。連日の居残りシュート練習。だが、その中に見慣れぬ顔があった。木谷だ。
約30メートルのFK。壁に見立てたボードを5枚並べ、その上や横を狙って打つ。MFロペス、MF梁が枠を外す中、木谷は3連続でゴール。FW陣から驚きの声が上がった。緩いカーブをかけた弾道は、GKも反応できず、鮮やかだった。実は得意なのだ。前所属の大宮時代も、リーグ戦でFKで2得点した実績を持つ。大学時代から練習していたという。「チャンスがあれば、自分から蹴りたいと言うつもりです」と、今季のキッカーを務めるつもりだ。
隠れた芸術センスがある。美しい絵が描ける。趣味も多彩で、先日購入した最新型のデジカメで風景写真などにもチャレンジ。「昔から美術が好きだった」と言う。だがプレーでDFとしては「美しくなく、泥臭い守備がいい」と話す。最後まで足を出して、ポストを怖がらずに飛び込み、捨て身でゴールを守る。
昨シーズンはチーム最多の45試合に出場。実に4030分を戦い抜いた「仙台の鉄人」だ。3月3日の開幕へ「先がある年齢でもないし、今年も勝負です。とにかくJ1の舞台に上がりたい」と語った。FKを武器に、48試合フル出場を狙う。【栗山尚久】
[2007年2月22日11時17分 紙面から]
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