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仙台DF中田が太って攻守にパワー
J2仙台は9日、延岡市の西階陸上競技場で2部練習を行った。3チームに分かれて、キャンプ初の紅白戦も行い、実戦的なメニューが目立った。中でもDF中田洋介(25)が、今オフに肉体改造した体で、パワフルな動きを披露。攻守にわたって活躍した。
「太りたい」-。昨シーズンを戦い終えた中田は、まず線の細さの解消を考えた。ぜい肉が全くない体を捨て、マッチョボディーに変身することを決めた。「どれだけチョコレートを食べても、太らない」体質。炭水化物中心に、ご飯は2杯以上。小腹がすいたら、うどんにそばを無理して食べた。キャンプイン時には2・5キロの増量に成功。戸堀チーフトレーナーが「洋介の体が大きくなってる」と驚くほどだった。
「おなかのぜい肉がつかめたのは、生まれて初めて」と笑う。延岡キャンプでも連日、練習後にトレーニングを行い、筋肉に変えている。「力強さ、パワーが欲しかった。今はまだ重い感じだけど、パワーアップしてるのは感じる」と話す。この日の紅白戦ではFWウィリアン(23)ら大きい選手にも当たり負けせず、低空弾道の強烈なシュートも披露した。「パワーのせいか、シュートの感覚がいい。ゴール取れそうな感触も十分」と、今季は念願のプロ入り初ゴールの予感さえしている。
今年初めに、大船渡高時代の恩師・斎藤重信監督が盛岡商を率いて高校選手権で全国制覇。母校の駒大も全日本大学選手権で頂点と、中田の周囲は「優勝ずくめ」だ。「次は僕の番?」とおどけるが、内心はやる気満々。新しいボディーに生まれ変わった中田が、仙台を優勝に導く。【栗山尚久】
[2007年2月10日12時53分 紙面から]
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