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仙台MF永井が若手に男魂注入!!

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ピッチ上で厳しい表情を見せる仙台MF永井
ピッチ上で厳しい表情を見せる仙台MF永井

 J2仙台のMF永井篤志(32)が“男塾”を開く。今季、山形から移籍した硬派一徹の九州男児。延岡キャンプの練習でも泥臭い「男らしさ」を発揮しているが、チームの若手に足りない「おとこ気」を伝授する。

 チャラチャラ、なよなよ大嫌い。永井が仙台に「男の魂」を注入する。「山形はキャンプ中の洗濯や荷物出しはすべて自分。キャンプ地の静岡まで8時間のバス移動。(仙台は)本当に恵まれてるね」と言う。一方で「若い選手はうまい子が多いけど…。都会は、てんぐになっちゃうんだよね。泥臭さやハングリーな部分を教えたいね」と自分の役割を自覚している。体に染み込んでいる泥臭いサッカーを仙台の若手に伝授するつもりだ。

 キャンプ中は部屋を開放し「どんな相談でも乗る。気を使わないで来てほしい」と、相談役を買って出た。「技術はあるのに、もったいない選手が多い」と感じている若手に、精神面からたたき込む。「永井部屋」の開放を聞いた2年目のDF左山晋平(19)は「ぜひ、サッカー以外の話も聞いてみたいです」と目を輝かせた。

 番長気質だが、プレー中は気迫を内に秘めながら、寡黙に仕事をこなす。春季キャンプ第2クールに突入したチームはこの日、西階陸上競技場で午前中はフィジカル中心、午後は実戦形式のメニューをこなした。ミニゲームで中盤のコンビを組んだMF梁勇基(25)は「無口だけど、プレーで引っ張るタイプの人。気質は朝鮮の先輩たちにそっくり。男らしいし、頼れる先輩」と絶対の信頼を置く。昨年まで「山形の心臓」と呼ばれた永井は、すでに仙台でも「中心」だ。

 山形から仙台への初の移籍選手だ。今年は得点にもどん欲だ。「今年は打ちます。ひざの状態もいいし、本当にゴールを狙っていきます」と、7年で8得点した山形時代のゴールを、仙台の1年目で超えるつもりだ。プロ野球オリックスの清原和博は「自分と似ているタイプ」と言う。清原は「番長」と呼ばれるが、永井は「兄貴でいいです」と照れた。J1昇格へ、永井がチームを「戦う男の集団」に変身させる。【栗山尚久】

[2007年2月9日11時10分 紙面から]

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