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京都が仙台前主将村上に熱視線

- トライアウトで、豪快なミドルシュートを放つ村上
Jリーグ合同トライアウトの第1回目が12日、大阪市長居第2陸上競技場で行われた。J2仙台からは戦力外通告を受けた前主将のMF村上和弘(25)FW大柴克友(33)MF村松潤(24)の3選手が参加。J2山形からはMF高林佑樹(26)FW阿部祐大朗(22)の2選手が参加した。総勢107人が参加し、25分間の紅白戦でアピールした。村上はトライアウト終了後に早速、J2に降格した京都から、オファーを受けた。
トライアウトを終えた村上の周りを、J2京都関係者が取り囲んだ。「村上君、左サイドバックもできるよね。今週中にも練習に参加してほしい」。来季J1返り咲きを狙う、仙台のライバルが村上どりに真っ先に名乗りを上げた。
たった25分で可能性をつかんだ。ボランチとして出場した村上は、アグレッシブな動きで走り回った。もちろん得意の豪快ミドルにもトライ。DFに当たり、ゴールこそならなかったが、終始攻め続けた村上の姿勢が、京都の心を揺れ動かした。京都の強化担当者は「今日見た中で一番良かった。村上君は前から知っている選手だし、京都の来季の補強ポイントに合っている。ほかからのオファーの状況も知りたかったし、今週中にも練習に来てほしい」と説明した。
京都関係者から名刺を受け取り、携帯電話の番号を交換した村上は「うれしい。京都には知っている選手もいるし、やりやすいと思う。京都の練習に参加します」と笑顔で話した。まだ正式なオファーではないが、左右のサイドバック、そしてボランチと多彩なポジションをこなせる村上のような選手を、京都は探していた。村上は今週中にも京都に移動し練習参加する。
村上が加入すれば、攻撃力もアップする。J1からJ2へ降格する京都が、来季仙台と激しく昇格を争うことになるのは間違いない。今季主将を務めた村上の十八番、地をはうようなミドルシュート、通称「カムキャノン」が来季仙台に襲い掛かるかもしれない。【栗山尚久】
[2006年12月13日11時29分 紙面から]