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仙台サンタナ監督解任

解任が決まった仙台サンタナ監督
解任が決まった仙台サンタナ監督

 J2仙台のジョエル・サンタナ監督(57)が解任されることが27日、明らかになった。クラブ側は9月に来季続投要請したが、その後の成績不振などで方向転換した。近日中に同監督へ来季の契約を結ばないことを伝える。後任には望月達也ヘッドコーチ(43)の昇格が濃厚。手倉森誠コーチ(39)のヘッドコーチ昇格も決定的だ。また、この日東北ハンドレッド取締役会が開かれ、名川良隆社長(64)小長谷喜久男シニアディレクター(56)の来季残留が決まった。

 電撃解任だ。9月にクラブ側はリーグ戦天王山ともいえる横浜FCとの戦いを前に、異例ともいえる続投要請した。だが、その後の成績は振るわず、目標のJ1昇格が3試合を残して消滅。最近では、選手の起用法や同じメニューを繰り返す練習法に、クラブ側はもちろん、選手からも疑問の声が上がっていた。J1昇格を逃し、現在5位に低迷する現実を重く受け止めたクラブ側は、解任を決断。同監督は来季も仙台に残ることを望んでいるが、近日中に解任を通告する。

 4年連続の監督交代だ。だが、来季はゼロからのスタートではない。3年連続で外部から監督を招へいし、J1昇格に失敗。“継続性”が問題視されていたが、望月監督となれば話は別。現在、サテライトの指揮を執る望月コーチは若手から信頼を得ており、さらにチーム事情、選手の特徴、戦術などを把握、現チームにプラスアルファが見込める。サンタナ監督が胃腸炎で倒れた10月の愛媛戦では代行監督を務め、白星を飾った。

 さらに04年から仙台に在籍する手倉森誠コーチのヘッド昇格で、より強固なファミリーが完成する。J2の戦い方をよく知った2人による新体制は、大きな期待が持てる。関係者によると、すでに2人への打診は済んでおり、近日中にも合意に達する見込みだ。

 ブラジルのビッグクラブを率いた名将でも、現在5位に甘んじている。監督就任時に「仙台をJ1に昇格させるためだけに日本に来た」と公約したが、果たせなかった。数々の実績、経験も十分に生かせなかった。過去最強のブラジルトリオを従えて挑んだが、適応できなかった。今季最終戦の12月2日ホーム神戸戦が、サンタナ監督のラストマッチとなる。わずか1年で、サンタナファミリーは解散する。

[2006年11月28日11時44分 紙面から]

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