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双子監督誕生へ手倉森兄弟が海外研修

- 澄んだ空を見上げる手倉森誠コーチ。その先にあるのは…
現在、ともにS級ライセンスを取得中のJ2仙台手倉森誠コーチ(39)と双子の弟・J2山形の手倉森浩ユース監督が、海外研修のため12月6日からスペインの名門バルセロナへ行くことが24日、明らかになった。現地では天才MFロナウジーニョ擁する世界屈指のクラブチーム、バルセロナで研修を行う。またバルセロナがトヨタカップ出場の間は、同じリーガ・エスパニョーラのエスパニョールで6日間の研修を行う。
手倉森兄弟が、自らの監督像、方向性を見いだすために選んだスペイン・バルセロナ。ロナウジーニョ、デコら世界のトッププレーヤーが集うチームで“仕上げ”をする。スター軍団を率いるオランダの名将ライカールト監督の下で、世界最高峰の監督業を体感。ロナウジーニョらと同じピッチに立ち、練習に参加する予定だ。主に練習メニューやコーチングなどを勉強するのが目的だが、手倉森誠コーチは「どういうトレーニングをすれば、ロナウジーニョのようなプレーができるのか。そういうところも見てきたい」と、バルセロナの強さの秘密も吸収するつもりだ。
ぜいたくすぎる環境に手倉森浩ユース監督も興奮を隠せない。「チャンピオンズリーグで優勝したチーム。世界のレベルを把握したいし、いい機会を与えてもらった」と胸を躍らせる。さらに「年内に行くことで、僕自身いい準備ができる」と、近い将来の監督挑戦に向け積極的だ。
ライカールト監督は、自らはどっしり構え、コーチ陣を動かすタイプ。一方、エスパニョールのバルデルデ監督は、自らがピッチに立ち、自分が動く監督だ。2つのチームから、いわば正反対の監督業を学ぶことになる。手倉森誠コーチは「自分がやらせるのか、自分がやるのか。おれがやる監督の方向性は、この研修で決まると思う」と話す。顔も体形もそっくりの2人だが、正反対のタイプの監督になる可能性がある。
「将来、お互いにJリーグの監督になって、対戦したい」と口癖のように話す兄弟。史上初のJリーグ双子監督誕生に向かって、バルサの血を取り入れるために旅立つ。【栗山尚久】
[2006年11月25日11時41分 紙面から]
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