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仙台GK小針完封、ロペス2発/J2

後半5分、スーパーセーブでゴールを守るGK小針
後半5分、スーパーセーブでゴールを守るGK小針

<J2:仙台2-0草津>◇第28節◇16日◇熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 アウエーで草津と対戦した仙台は2-0で、3試合ぶりの勝利を収めた。前半26分にMFロペス(27)の直接FKで先制し、後半にもロペスがこの日2点目となるゴールを決め、草津を突き放した。守っては今季初出場のGK小針清允(29)がスーパーセーブを連発し、見事完封した。暫定順位を3位に上げた。

 レギュラー4人を外したサンタナ監督(57)の決断は正しかった。全員に危機感が植えつけられ、ここ数試合見られなかった「闘争心」あふれるプレーで草津を撃破した。

 ここ数試合のいやな流れをチームの核ロペスが断ち切った。MFチアゴネービス(21)と何度も繰り返し練習してきた直接FKを豪快に決めた。いつもはゴール後、サポーターに向かって駆け出すロペスだが、この日はベンチにいるチアゴネービスに向かって駆け出した。「ゴールを決めたら喜び合おうと決めていた。今日、チアゴはベンチだったのに、文句一つ言わなかった。彼には敬意を払いたいよ」と、試合に出場できなかったチアゴネービスと何度も抱き合い、喜びを爆発させた。

 GK小針も気迫のスーパープレイを連発した。3度あった草津の決定機を、自慢の剛腕で阻止した。昨年の開幕戦で犯したミスで、昨シーズンは実力を発揮できなかった。今シーズンにかける思いが人一倍強かった小針が、ここ一番でチームを救った。「率直にうれしい。こういうチャンスに、実力を発揮できた」と笑顔で話した。

 サンタナ監督も試合後は上機嫌。「今日のチームには勇敢にプレーする、私が見たい姿があった。嫌な流れから脱出することができたよ」と満面の笑み。4人のレギュラー外しで勝負に勝った。サンタナ監督の読みは当たった。【栗山尚久】

[2006年7月17日12時23分 紙面から]



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