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サンタナ監督がサプライズ起こす

- 田路氏と笑顔で肩を組むサンタナ監督
<代理人・田路氏が語る仙台のブラジル人選手(4):サンタナ監督>
昨年6月にブラジルでサンタナ監督と初対面した日本サッカー協会公認選手代理人の田路(とうじ)雅朗氏(50)は、そのオーラ、人柄と落ち着きに「一発でほれた」と、とりこになった。田路氏は「1年で仙台をJ1に昇格させることができる監督」を探していた。サンタナ監督は、ブラジル・リオの4大チームと呼ばれるクラブを優勝に導くなど、国内での評価、経験ともに一流だった。
今季の仙台にはブラジル人選手が欠かせなかった。このチームに必要な監督像を田路氏は「日本人のチームに、いかにブラジルの選手をフィットさせ、効果的に使えるか…。これはブラジル人監督しかできない」と考えた。そして「一目ぼれ」したサンタナ監督を見極めるべく、ブラジルで1週間生活をともにし、結論が出た。「仙台に来てください」。
そのポケットの中には一体、どれだけの知識や経験が入っているのか。日本で、それを目の当たりにした田路氏は驚いた。初めて接する日本のサッカーに戸惑うことなく、出てくる問題に対して一番チームに合う方法をその都度指導していく。「様々なオプションを持っている。選手に安心感を与えているし、先日監督と話したら今季の仙台に、すごい手応えを感じていると言ってたよ」と笑顔で話した。
第1クールはカウンター主体の作戦。だが第2クールは打って変わって攻めのサッカーに転じた。「選手の持っている一番いいものを、チームに反映させることができる監督なんだ。見ててごらん、この先もっといろいろなサッカーをしてくるから」。今後もサンタナ監督の起こす「サプライズ」が楽しみだ。(おわり)
[2006年6月3日11時57分 紙面から]