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仙台5発!ボルジェス大暴れハット/J2

- 後半7分、勝ち越し弾を決めたFWボルジェスは、相撲パフォーマンスを披露
<J2:仙台5-1草津>◇第17節◇20日◇ユアスタ
FWボルジェス(25)が15分間でハットトリックの大暴れだ! 仙台はホームで草津と対戦、5-1で圧勝した。前半10分、DF菅井直樹(21)のゴールで先制。同点の後半7分、ボルジェスが勝ち越し弾を決めると、同17分、22分と立て続けに3得点。今季9点で得点ランク1位だ。MFチアゴネービス(21)もダメ押し弾で、チーム最多タイの5発。暫定順位も2位となった。
スタジアムが「ボルジェス劇場」に酔いしれた。1発目はロペスからフリーでパスを受けてGKと1対1となり、動きを見て華麗なループシュートで決めた。「日本式」のゴールパフォーマンスをひそかに練習していたが、何とピッチで相撲のしこを踏み始め、サポーター席に向かって突っ張りで突進した。試合前日にホテルのテレビで見た大相撲の影響を受け「あの相撲のスタイルが格好いいと思って」と、部屋で練習し、お披露目となった。サポーターも大喜びで、歓声と爆笑の渦に包まれた。
10分後の2点目は草津DF鳥居塚のパスを足を伸ばしてカット。センターラインからゴール前まで一気にドリブルで駆け抜け、豪快に右足で決めた。今度のパフォーマンスはダンス。日本の盆踊りのような動きでサポーターを魅了した。「妻とエバンジェリカの曲で、よく踊るんだ。ゴールを決めたら、その踊りをするって約束してた。ブラジルと日本のミックスダンスさ」と笑って振り返った。
2点目からわずか5分後。自身、昨年7月のブラジル州選手権パリサンドール戦以来となるハットトリックを決めた。左サイドを駆け上がったチアゴネービスから中央でパスを受け、落ち着いてゴール。ロペス、チアゴネービスとうれしそうに抱き合った。「あのゴールは、チアゴが自分で決められたのに、僕に譲ってくれたんだ。彼に感謝したかったし、3人で抱き合って本当に幸せだった」と笑顔が絶えなかった。
得点ランク1位で、チームも02年3月のJ1柏戦以来の5得点。サンタナ監督(57)は「今日はブラジルトリオのベストゲーム」とご満悦。ふがいない試合が続いていただけに、この日の「圧勝」で再び仙台が軌道に乗る。【栗山尚久】
[2006年5月21日11時30分 紙面から]