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仙台チアゴの連発で首位へ

- 練習で豪快なミドルシュートを放つMFチアゴネービス
J2仙台は1日、明日3日のアウエー札幌戦に備え、泉サッカー場で紅白戦など約2時間の練習を行った。勝てば首位の戦いにMFチアゴネービス(21)が燃えている。前節水戸戦で技ありのゴールを決め、波に乗るチアゴの連発でチームを一気に頂点へと導く。
「2位は嫌いなんだ。2位は最下位と一緒と、僕はとらえているよ。昇格そして優勝するために仙台に来たし、次の札幌戦に勝って首位に立ちたい」。チアゴネービスは涼しげな表情で首位どりを宣言した。前節水戸戦では巧みなテクニックで相手DFを翻弄(ほんろう)し「仙台にチアゴあり」を存分にアピールした。前半ロスタイムにはFWボルジェス(25)と息の合った連係で、逆転弾を決め勝利の立役者になった。
ホームゲームでのゴールパフォーマンス。スタンド観戦する婚約者のダニエリさん(20)に向かって指を突き刺すポーズは、おなじみとなった。ゴールもうれしいが、帰宅したチアゴネービスを、さらなるご褒美が待っている。「ゴールを決めると、夕食がスペシャルバージョンになるんだよ」とダニエリさんが、愛情のこもったディナーを振る舞ってくれる。ちなみに水戸戦後のディナーは、ステーキにポテト、豆を煮込んだブラジル料理のフェジョン…とテーブルに乗り切らないほど豪華だった。「今、私生活もトレーニングもすごく充実しているんだ」と幸せそうにほほ笑んだ。
チアゴネービスが来日して苦手なものが「生モノと寒さ」。札幌が新鮮な魚介類がおいしく、また仙台より寒いことを聞くと「えーっ! 仙台より寒いの? 食事は何とかなると思うけど…。そんな氷の場所に長居はできない。札幌に勝って、早く仙台に戻ってこないといけない」と、見たことも行ったこともない札幌という場所に敵対心を持った。
第1クール最後の試合。それも首位どりがかかっている大一番。「札幌はビデオで見たけど、昇格の力を持っているチームだね。でも、僕たちのサッカーを信じてやれば、大丈夫」と自信をみせる。遠く札幌から婚約者にゴールのパフォーマンスを届け、豪華なディナーが待っている仙台に「首位」をお土産に帰ってくるつもりだ。【栗山尚久】
[2006年5月2日12時25分 紙面から]
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