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仙台サンタナ監督「お祭り」勝つ

- 「仙台には勝てないよ」?とばかりに、カメラに向かってポーズを取るサンタナ監督
J2みちのくダービーが明日22日に迫った。仙台にとって、山形は一番のライバルだ。絶対に負けない! チームは20日、泉サッカー場でランニングなど軽めの調整で決戦に備えたが、サンタナ監督(57)はダービー制覇を宣言した。
「私が日本に来て戦う理由は2つある。1つはJ1昇格へ向けての戦い。もう1つは山形とのダービーマッチだ」とサンタナ監督は、山形戦を特別な試合と考えている。「ライバル意識のあるチーム同士の戦いは、何が起こってもおかしくない。今までで一番難しい試合になるだろう」と神経をとがらせた。
ブラジルでもダービーは経験済みだ。バスコ・ダ・ガマとフラメンゴの戦いなど、スケールの大きいダービーマッチの指揮を執った。「バスコの会長は、ダービーに勝つことの方が州選手権を勝つことよりも大事だと言った。それほど勝利の味が違うゲームなんだ」と理解している。
不安もある。FWボルジェス(25)が出場停止。FW万代、中島を代わりに入れるシステムを考案していたが「ロペス、チアゴネービスを2トップにして、中盤を増やすプランも考えている。3つのプランのどれにするかは、まだ決めていない」と、エースストライカー不在の戦術に頭を悩ましている。スタッフと話し合い、同監督が最終決断する。
注目の一戦に、仙台からも大勢のサポーターが駆けつける。「仙台の兵士(サポーター)が1万人くらい来ると聞いている。みんなが待ち望んでいた試合だ。勝てば気持ちいいだろう」と語った。チームは6戦負けなしと好調だ。前節東京V戦では攻守に仙台のプレーを展開した。「攻撃もいいし、失点もリーグ1位。ここ5試合、仙台はよくなっているよ」と笑顔も見せた。本場ブラジルのカーニバルを見て育ったサンタナ監督。「お祭り」の舞台は大好きだ。【栗山尚久】
[2006年4月21日11時50分 紙面から]