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山形小林監督決意新た
J2の東北2チームの指揮官が、来季J1昇格への意欲を新たにした。仙台の手倉森誠監督(40)と山形の小林伸二監督(47)は2月29日、都内で行われた「Jリーグ・キックオフ・カンファレンス」に参加。手倉森監督が「J2で優勝して壇上でインタビューを受けたい」とぶち上げれば、小林監督も「夢がふくらんできた。J1昇格を果たしたい」とキッパリ。33人のJリーグ監督が集まったビッグイベントを、発奮材料にしていた。
「脇役扱い」が闘争心に火を付けた。手倉森監督は初めて、Jチームの指揮官としてリーグ戦開幕前イベントに参加。監督紹介のコーナーでは、総勢33人が壇上に並んだが、J2の監督15人が最後列にいるのが気にかかった。「これから何年も後ろに立っているわけにはいかない。一番後ろにいるのは、1年でいい」。J1上位チームが1列目、下位チームが2列目に並んでいるのを見て、昇格への思いを強くした。
このコーナーで司会者からインタビューを受けたのは、昨季J1優勝の鹿島オリベイラ監督、J2優勝の札幌三浦監督、そして注目度が高い名古屋のストイコビッチ監督の3人。声を発する機会がなかったのも手倉森監督のモチベーションに火を付けた。「インタビューを受けられる監督になりたい。やっぱりタイトルを取らなきゃ。優勝しなければ2位も3位も一緒」。J1自動昇格の2位以内でも、入れ替え戦の3位でもない。ずばりNO・1でなければ満足しないことを、あらためて強調した。
大分やC大阪の指揮官を歴任した小林監督は、2年ぶりの開幕イベント参加。慣れているはずだが、新たな刺激を受けていた。「毎年、派手になっているね。2010年に観客動員1100万人にするという話を聞いて夢がふくらんだ」。Jリーグ全体の目標を、自らの夢に重ね合わせた。「現場に戻ってきたなあ、と感じられてうれしかった。J1昇格を達成したい」と力を込めた。
監督会議やイベントの紹介コーナーでも、隣同士だった手倉森監督と小林監督。J2で戦うライバル指揮官たちを目の前にして、開幕1週間前のピリッとした緊迫感を発散させていた。【柴田寛人】
[2008年3月1日11時7分 紙面から]
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