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J2山形の長谷川と坂井がハット競演
「新成人2トップ」が、ともにハットトリックを決めた。長崎キャンプ中のJ2山形は10日、島原市営陸上競技場で中国社会人リーグのレノファ山口と練習試合を行い、9-0で圧勝した。プロ3年目のFW長谷川悠(20)とFW坂井将吾(20)がフル出場し、それぞれ3得点3アシストをマーク。まだJリーグで得点のない2人が、今季の飛躍を予感させた。
20歳コンビが、陽光の中で走り回った。坂井は前半12分、左サイドを突破し、MF本橋の先制点をアシスト。同21分にはMF根本のシュートのこぼれ球をゴールへ押し込んだ。長谷川も同28分に坂井のゴールをアシストすると、同34分に自身も得点。後半には、2人がゴールとアシストを同時に記録する場面が3度もあった。相手が格下とはいえ、好感触のダブルハットトリックを決めた。
今季、柏からレンタル移籍した長谷川は「坂井はパートナーとしてやりやすいし、楽しい。周りからも息が合ってると言われます」と笑顔。坂井も「お互いタイプがはっきりしている。コンビネーションは良くなっている」と話した。長谷川は、187センチの長身を生かしたポストプレーが持ち味。小柄な坂井は豊富な運動量でボールに絡み、シュートを量産する。理想のコンビと言えそうだ。
ただ現状では控えFW。豊田とリチェーリの先発2トップも、長身と小柄の組み合わせだ。今後もアピールを続けない限り、リーグ戦出場は難しい。「ボールを受ける場面で顔を出すことができなかった」(長谷川)「シュートも外しているし、ミスもある」(坂井)と課題を認識していた。
昨季は得点が1試合平均1点に満たず、リーグ9位に沈んだ山形。若手2人を加えたFWの先発争いが、チーム力アップにつながることは間違いない。小林監督は「坂井は、いろんなところで使えそう。長谷川はもっと我慢すれば足元でボールをもらえる」と、2人の成長に期待した。【柴田寛人】
[2008年2月11日11時55分 紙面から]
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