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山形、小林新体制初の実戦で国見高に大勝
J2山形の小林伸二監督(47)が、実戦初采配で手応えをつかんだ。長崎・雲仙市でキャンプ中の山形は7日、今季初の練習試合となる国見高戦を国見総合運動公園で行った。新加入のブラジル人FWリチェーリ(20)が「08年チーム初ゴール」を挙げるなど、30分4本マッチを8-0で快勝。新戦力が計5得点を稼ぎ、ちょうど1カ月後の来月8日のリーグ戦開幕に向けて、順調な仕上がりぶりを見せた。
約2時間の練習試合を終えた小林監督は、夕闇が迫るピッチを歩きながら時折、笑みをこぼした。「どんなふうにできるかな、と思いながら、個人の組み合わせを試した。初めて違うチームと対戦して、いろんな可能性が見えた」。これまでは紅白戦止まりだったが、リーグ戦開幕を1カ月後に控え、初の対外試合で実戦も本格化。「ケガ人もいないし、練習も適度に負荷がかかってきた。練習試合をやるのにいい時期だった」と話した。
相手の国見高は1、2年生の新チーム。堅守の強豪校の壁を、最初にこじ開けたのはリチェーリだった。1本目の22分、中盤からパスを受けると、中央に切り返しながら左足を振り抜く。ミドルシュートは、チームの「08年初ゴール」となってゴールネットを揺らした。「まだ体調は70%ぐらい。1点は決めたけど、あと2回ぐらいチャンスはあった」と控えめだったが、Jリーグでトップ級のスピードを随所に披露。身長173センチと小柄ながら、頭でシュートも放った。
リチェーリ以外にも新戦力が活躍。MF宮崎が3本目に追加点を挙げ、4本目にはFW長谷川が2点、高卒新人のMF太田が1点を稼いだ。小林監督は「チームがお互いを認め合ってきた。宮崎はキックが鋭いし、クロスもいい」と喜んだ。C大阪監督を退任した06年4月以来、約2年ぶりに現場復帰した指揮官は、順調な船出にチームづくりの好感触を得た。【柴田寛人】
[2008年2月8日11時36分 紙面から]
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