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山形の準ホームに長崎の雲仙!

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温泉地を象徴するような白煙が立ち込める中、持久走を続ける山形の選手たち
温泉地を象徴するような白煙が立ち込める中、持久走を続ける山形の選手たち

 J2山形に準ホームタウンができそうだ。チーム初の長崎・雲仙キャンプが1日、約2週間の日程で国見総合運動公園で始まった。約200万円の旅費援助でキャンプを招致した雲仙市は、来年以降も山形のキャンプを開催する方向で検討を開始。雲仙市民が九州内の山形のリーグ戦を応援したり、市庁舎内に山形の試合結果を張り出すなど、今後もチームとの関係を継続させる意向だ。

 長崎県のサッカー界にとっては、歴史的な1日になった。高校サッカーでは強豪・国見高を擁する長崎県だが、Jリーグ球団がキャンプを行ったのは、この日の山形が初めて。今後も継続開催するために、雲仙市役所は早くも動き始めた。観光課誘客対策班参事の菊田忠典氏(50)は「昨日も地元の青年部と話し合ったばかり。練習してもらうのが目的だから、企画を入れすぎるわけにもいかないし」と話し、来季キャンプの内容を考え始めていた。

 長崎県は太平洋沿岸の宮崎県や鹿児島県に比べると、冬季の気温が低い。天然芝のグラウンドも少なく、Jリーグ球団がキャンプ地の候補に挙げることはなかった。しかし、今回の山形キャンプでは、03年創設の国見町の天然芝グラウンドを使用。宿舎は車で約30分の雲仙温泉郷の温泉宿を使用し、キャンプの条件を満たした。菊田氏は「隣接する島原市でもキャンプはできる。雲仙市と合わせて複数のチームを呼んで、練習試合を組めるようにしたい」と構想を明かした。

 小林監督が島原商高で菊田氏の3年後輩という縁で、今回のキャンプが実現した。「九州では多くのチームが集まるので、都合がいい。移動の面を含めて、来季どうするか検討したい」と同監督。中井川GMは「仙台のように、開幕前の1カ月は九州でキャンプを続けられるようにしたい」とも話しており、チームと雲仙市との関係は今後も深まることになりそうだ。【柴田寛人】

[2008年2月2日11時2分 紙面から]

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