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J9年目、山形初首位/J2

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勝利後、恒例となったダンスでサポーターと喜びを分かち合う山形イレブン
勝利後、恒例となったダンスでサポーターと喜びを分かち合う山形イレブン

<J2:山形1-0愛媛>◇第14節◇6日◇愛媛

 J2山形がアウエーで愛媛を1-0で下し、得失点差で単独首位に躍り出た。05年の開幕戦に勝ち同率首位となったことはあるが、99年J2参入以来、この時期での単独首位は史上初。前半ロスタイム、MF財前宣之(30)のクロスに今季初先発のFW根本亮助(26)が反応。左足でのジャンピングボレーシュートをネットに突き刺し、この1点を守りきった。

 歴史的な単独首位は、チーム在籍最古参の男がもたらした。山形一筋9年目の生え抜き、今季初先発の根本だ。財前のクロスを難しい体勢のまま、ダイレクトで反応。「無理矢理ジャンプしてミートした。それがよかった」と、相手GKを惑わせたアクロバティックゴールを振り返った。

 キャンプは好調だった。だが、シーズン突入後にぎっくり腰で別メニュー調整が続いた。さらに右足太もも裏、同ふくらはぎの肉離れと故障が相次いだ。4種類のサプリメントを1日3度飲むなど体調管理に努め、全体練習に参加したのが1週間前だった。先発は、この日のミーティングで告げられた。「びっくりした。チームが好調で、うれしい反面悔しさもあった。自分のゴールで勝ててよかった」と話した。

 おぜん立てしたのは財前だった。左太もも裏筋膜炎で、4試合ぶりにスタメン復帰。左サイドをドリブル突破し、右足に切り返しての得意のクロスでアシストした。前半37分には、根本が奪ったPKを外していただけに「おれが連勝止めちゃうよ、と思ってプレーしていたので、帳消しできてよかった」と喜んだ。

 16日間で5試合続くハード日程の5戦目。後半は疲労で足が止まり、愛媛の波状攻撃にさらされた。それでもDFレオナルド(24)DF小原章吾(24)中心に守備陣が奮闘。2試合ぶりの無失点で単独首位に花を添えた。

 前日5日に46歳の誕生日を迎えた樋口靖洋監督は「首位という響きはいいが、第2クールも始まったばかり。順位は関係ない」と語る。だが、表情に充実感がみなぎった。【塩谷正人】

[2007年5月7日13時16分 紙面から]



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