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山形3連勝で5位浮上/J2
<J2:山形2-1C大阪>◇15日◇NDソフトスタジアム山形
この強さは本物だ。J2山形がホームで降格組のC大阪を2-1で撃破した。後半6分にFW北村知隆(24)が2戦連発ゴールで先制。同31分に同点とされたが、終了間際の同42分、MF臼井幸平(27)がプロ入り後初のヘディングでのゴールで勝ち越した。ホームサポーターも歓喜の3連勝で5位に浮上した。
試合終了のホイッスルに、山形イレブンは両手を天に突き上げた。今季J1から降格したC大阪を内容でも圧倒しての3連勝。樋口靖洋監督(45)は「選手たちがハードワークを最後まで続けてくれたおかげ」と勝利の要因を挙げた。
先制点は北村だ。左サイドで、臼井との見事なパスワークからMF財前宣之(30)がラストパス。これを左足ダイレクトで押し込んだ。「サポーターの前で決められて本当によかった」とホーム初ゴールに笑顔を見せた。愛媛戦前日の7日、横浜FCでともにプレーした元日本代表城彰二氏(31)から電話があった。「15日山形に行くから点決めろよ。決めなければ、相変わらず点取れませんってテレビで言うぞ」と言われた。城氏はこの日、地元TUYテレビの解説者として会場を訪れていた。この一言に発奮したのか、その後北村は2戦連発ゴール。公私に親しい先輩の目の前でのゴールだった。
決勝ゴールは身長167センチの臼井のヘディングから生まれた。交代出場のMF佐々木勇人(24)のクロスに飛び込み、相手DFの頭1つ超えたジャンプでジャストミート。「嫌い」と公言するヘディングでの“プロ入り初ゴール”に、臼井は「同点になってもチームにはまだまだいけるという雰囲気があった。勇人のクロスは、愛媛戦でも同じ場面があったので狙って走り込みました」と話した。
セカンドボールへの寄せの早さ、球際のしつこさ、衰えぬ運動量。シュート本数も10対4と相手を上回り5位浮上だ。首位を走るみちのく勢、仙台の背中が見えてきた。この日も攻撃の起点として勝利に貢献した財前は「次も勝って、4連勝でみちのくダービーを迎えたいですね」と、ニヤリと笑った。【塩谷正人】
[2007年4月16日15時8分 紙面から]
