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山形金星逃す…終了間際に失点/J2
<J2:福岡1-1山形>◇第2節◇10日◇博多の森
山形、開幕2連勝ならず-。アウエーで福岡と対戦して1-1で引き分け、99年のJ2参入後初となる開幕2連勝を逃した。前半29分、FW豊田陽平(21)の山形移籍後初ゴールで先制。だが勝利目前の後半44分、相手にPKを与え、痛恨のドローに終わった。
あと1分で、金星を逃した。1点リードのまま、試合終了直前だった。ホーム開幕戦の福岡の猛攻を必死に防いだが、ペナルティーエリア内でMF秋葉勝(23)が、痛恨のファウル。土壇場で相手にPKを与え、最後の最後で力尽きた。まさに痛恨のドロー。先制弾をアシストしたMF財前宣之(30)は「勝たないといけない試合だった」と残念そうに振り返った。
前半から試合を支配した。高い位置でのプレス、セカンドボールもことごとく拾った。ベガルタの前身、ブランメル仙台でプレーしたこともあるリトバルスキー監督が率いる福岡を圧倒。前半29分、MF財前が左サイドを切り崩し、中央のFW豊田に絶妙のセンタリング。豊田は巧みなトラップからDFをかわし、右足で豪快な先制弾を決めた。今季J1名古屋から加入した豊田にとって、うれしい山形移籍後初ゴール。展開も味方した。後半9分に福岡FW林が警告2枚で退場。数的有利になり、山形の一方的な試合になるはずだった…。だが、思わぬ落とし穴が待っていた。
後半、1人多い山形に対し、福岡はパワープレーで攻め込んだ。必死の守備で対抗したが、後半31分にDF臼井幸平(27)が警告2枚でまさかの退場。全員で守ったが、残り1分で追いつかれた。財前は「リードしてから、ボールを持てなかった。課題ですね」と、残り少ない時間帯での失点を悔やんだ。
初戦鳥栖に5発で圧勝した福岡に金星こそ逃したが、J1からの降格組から堂々の勝ち点1だ。樋口靖洋監督(45)は「力のある福岡相手に、試合をコントロールできた。勝ち点3は取れる展開だったが、まだ開幕して負けていないことを、ポジティブに考えたい」と話した。次の相手も強豪・京都。だが、今の山形なら十分にやれる。【栗山尚久】
[2007年3月11日12時1分 紙面から]
