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MF鈴木亮、練習試合で山形今季初ゴール
新生モンテディオの今季初ゴールは、若き力が決めた。J2山形は静岡キャンプ7日目の3日、J1甲府と30分×3本の練習試合を行った。1-2で敗れたが、2年目のMF鈴木亮平(23)が新加入FW横山拓也(21)との連動でチーム初ゴールをゲット。その6分後に右太もも裏打撲で退いたが、シーズン最初のゲームでアピールした。
前日2日の練習後「得点に絡みたい」と話していた鈴木亮が宣言通り決めた。1点を先制されて迎えた2本目8分、左サイドを突破したDF前田和也(22)からのスルーパスを、右サイドでフリーで受け、右足でゴールに流し込んだ。その3分前、同じフリーの状況で、シュートを外していただけに「またきたか、と思った。2度目は落ち着いて決められた。素直にうれしい」と照れくさそうに笑った。だが、直後に右太ももを打撲し途中交代。「悔しい。まだまだです」と反省した。
昨季大学王者駒大から期待のルーキーとして加入した。だが、前に早い大学のリズムと、ポゼッション重視の山形のリズムに戸惑った。慣れ始めてきた4月には右ひざじん帯を損傷し、ほぼシーズン1年を棒に振った。それだけに「今季が僕にとって1年目」とオフ期間も、全国高校選手権に出場した母校丸岡高の後輩と練習するなど、地元で地道に調整した。開幕に向け自信となる1発となった。
その得点をおぜん立てしたのが横山だ。前田がパスコースを探している瞬間、相手DFを引き連れた。鈴木亮をフリーの状態にする効果的な動きで、得点に結び付けた。樋口靖洋監督(45)も「いい動きや」と思わず叫ぶほどのプレーでアピール。「自分が絡んでゴールを決められた。でも、もっと動きだしを分かってもらうとか、課題が多かった」と反省した。
今季初ゴールに樋口監督も「チーム全体のテーマである連動してゴールを奪うことはできた」と手応えをつかんだ。この日の得点は新生モンテディオを象徴する若き力が生んだゴールだった。【塩谷正人】
[2007年2月4日11時24分 紙面から]
