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復帰の鷲田「新鮮」にキャンプ合流

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シュート練習に励む山形DF鷲田
シュート練習に励む山形DF鷲田

 山形は静岡・Jステップキャンプ5日目で、午後からハーフコートの7対7など約2時間汗を流した。DF鷲田雅一(28)が4年ぶりの古巣復帰に「もう1度スタジアムを山形一色に染めたい」と燃えた。

 鷲田が少しずつエンジンをかけてきた。かゆみを伴う原因不明の湿疹(しっしん)に悩まされ、山形では別メニュー調整が続いていた。そのため全体練習は今キャンプから合流。「若いチーム。フレッシュな感じでいい」と古巣でのプレーに新鮮さを感じている。

 99年から03年まで山形に在籍。01年には最終節までJ1昇格争いを演じた。その後、J1市原(現千葉)で日本代表のオシム監督の薫陶を受け、J2京都でJ1昇格とJ2降格を経験した。経験豊富なDFだが、他クラブに移籍後も「常に山形のことは気になっていた」と話した。

 そんな鷲田が忘れられない試合があった。01年11月18日、J1昇格をかけたリーグ戦最終節ホーム川崎F戦だ。この年、1試合を残し京都がJ1昇格決定。残り1枠を仙台と競っていた。勝ち点は80で並び、得失点差で2点リード、勝てば自力昇格が決まる1戦だった。スタジアムには当時過去最多の1万7396人が詰めかけ、モンテブルー一色に染まった。だが、結果は延長Vゴールで0-1と惜敗。一方の仙台がMF財前宣之(30=現山形)の後半ロスタイム弾で京都を1-0で下し、山形の悲願のJ1昇格が夢と消えた。

 「みちのくダービーは半分が仙台サポーターだが、川崎F戦はすべて山形サポーターだった。あのときのように山形の人に来てもらえるような試合をしたい」と語る鷲田。地域密着活動のイベントにも積極的に参加し、県民のハートをつかむ構えだ。【塩谷正人】

[2007年2月2日11時8分 紙面から]

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