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山形1勝が遠い…シュート16本も/J2

- 中盤で激しく競り合う永井(左)と三浦
<J2:山形0-0神戸>◇第7節◇5日◇山形県
山形はホームで神戸と対戦したが、スコアレスドローに終わった。開幕から6戦、またも初勝利はならなかった。
前半35分に神戸DF坪内秀介(22)が退場し、10人になった相手に16本のシュートを浴びせたが、得点には至らなかった。樋口靖洋監督(44)は「結果、勝ち点2を失ったゲームだったが、選手はプラン通りやり遂げてくれた」と振り返った。
92年度全国高校サッカー選手権で優勝した国見高の同期、神戸MF三浦淳宏(31)との対戦にMF永井篤志(31)が燃えた。樋口監督から「経験があって、キャプテンシーに期待した」と、この日はキャプテンマークをつけ、先頭でスタジアムに登場した。隣には神戸キャプテンの三浦がいた。試合中は中盤で激しいマッチアップを繰り広げ、かつてのチームメートが火花を散らした。永井は後半25分にMF本橋卓巳(23)に、同28分には途中交代で出場したFW阿部祐大朗(21)に絶妙のスルーパスを通すなど、持ち味を発揮したが、今季チーム初勝利とともに、9年ぶり3度目の同期対決を勝利で祝うことはできなかった。
DF陣も健闘した。開幕5試合、無失点試合がなかったが、この日は完封。初スタメンのGK清水健太(24)は「これをチーム上昇のきっかけにしたい」と話した。DF臼井幸平(26)も「0点に抑えたことは大きい。連勝すれば、まだ可能性はある」と前を見据えた。
勝ち点1を奪ったが、雨の中を駆けつけたサポーターは納得しなかった。試合後、結果を出せない樋口監督からの説明を要求した約150人のサポーターが、スタジアムに居残り「樋口コール」を連発。金村勲GM、仁木俊雄強化部長らが対応する場面もあった。次節は累積警告でDFレオナルド(23)が出場停止。1勝が遠い樋口モンテディオの試練は、まだまだ続く。【塩谷正人】
[2006年4月6日10時54分 紙面から]