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89ERS初の勝ち越し決定/bjリーグ
<bjリーグ:仙台89ERS107-97東京アパッチ>◇1日◇登米市登米総合体育館◇第31戦
仙台89ERSが、今季最多得点の107-97で東京アパッチに勝ち、通算23勝8敗とし3年目で初のシーズン勝ち越しを決めた。第2Q、途中出場したSG(シューティングガード)佐藤真哉(30)が5本の3点シュート(S)を決め、一気に15点を奪うなど大逆転。チーム創設からメンバーに名を連ねる男が、節目の一戦で輝きを放った。
シューター佐藤が、わずか9分で試合を変えた。22-33と劣勢で迎えた第2Qの1分すぎ。投入直後に右から3点Sを決め、チームを一気に盛り上げた。佐藤の勢いは止まらない。3本目が逆転のシュートとなるなど、6本中5本を決め15点。第2Qを33-5の大差とし、試合の流れをグイッと引き寄せた。第4Qに再出場し6点を挙げ、自己最多21得点。過去最多16点を大きく上回った。
日下、松田と同じチーム創設時からのメンバーで、日本人最年長の30歳。スターターとして名は連ねず、サブとしての役回りだ。2月8日の福岡戦でガード高橋が右足首をねんざして以降、出場時間が増えた。前戦までの出場時間はチームで2番目に少ない107分だが、ここ5戦で時間を重ねシュート勘をつかんだ。「ずっと調子が良かった。周りがいいパスをくれて、気持ちよく打つことができた」と謙虚に語った。
出場がない試合後も、佐藤はシュート練習を繰り返してきた。チーム初のシーズン勝ち越しを決めた試合で、一気の爆発。努力は報われた。浜口ヘッドコーチは「真哉がようやく本来のプレーをできて、うれしく思う」。チームは再び4連勝と加速。今季のホーム試合の勝ち越しも決めた。佐藤は「最高です」と笑顔を輝かせた。【清水智彦】
[2008年3月2日12時41分 紙面から]
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