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小笠原コーチもメダルを確信

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世界選手権に挑むチーム岩手。左から平美智子、小笠原歩コーチ、苫米地賢司
世界選手権に挑むチーム岩手。左から平美智子、小笠原歩コーチ、苫米地賢司

<08年の主役たち:カーリング・チーム岩手:苫米地賢司・平美智子>

 8日に開幕するカーリングの第1回ミックスダブルス世界選手権(フィンランド・ビエルマキ)に、苫米地(とまべち)賢司(29)と平美智子(28)の「チーム岩手」が日本代表として出場する。トリノ五輪などで活躍し、コーチとして帯同する小笠原(旧姓小野寺)歩(29)も、熱心な教え子2人のメダル獲得を確信。昨年から正式種目として競技会で実施されるようになった新種目で、記念すべき初代世界一を目指す。

 恩師を破った。昨年12月、北海道北見市で行われた第1回ミックスダブルス日本選手権。苫米地、平の「チーム岩手」は、小笠原と98年長野五輪に出場した敦賀信人(30)が組む「チーム常呂」と決勝で対戦。7-3で勝って、世界切符を手にした。

 99年、同じ福岡高出身で県立二戸病院に勤めていた2人は、上司らとカーリングを始めた。02年には、同年ソルトレークシティー五輪に出場し、青森に移住してきた小笠原に弟子入り。週に1度、二戸から約2時間かけて技術を学びに通った。約6年にもなる。

 昨年、男女ペアで戦う同種目が導入されると、2人は「いつも一緒に練習してきて、お互いのことをよく分かっているから」とコンビを組んだ。日本選手権で結婚による休養から現役復帰していた小笠原も「負けたけど、本当にうれしかった」。世界選手権での教え子たちのコーチ就任を快諾した。

 チームは2月13日から3日間、小笠原の故郷・北海道常呂町(現北見市)で合宿を行った。「競技場の雰囲気を感じていたい」と、夜まで会場を離れなかった2人の熱血ぶりに、小笠原は「この2人なら、世界の舞台でもいい結果を残してくれるはず」と話す。

 世界各国から48チームが参加するが、新種目だけにレベルは未知数。上位進出のチャンスはある。苫米地が「コーチのためにもメダルを持ち帰りたい」と言えば、平も「小笠原さんが一緒で心強い」と話す。再び師弟関係となった3人が、世界の頂点を狙う。【由本裕貴】

[2008年3月1日11時3分 紙面から]

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