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仙台育英土田「ポスト絹川」と期待

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「ポスト絹川」と期待される土田は入念なジョギングをこなす
「ポスト絹川」と期待される土田は入念なジョギングをこなす

<08年の主役たち:仙台育英陸上部・土田真由美>

 仙台育英陸上部の土田真由美(1年)は、高校女子長距離界の注目選手だ。山形・米沢五中3年時に、東北大会1500メートルで優勝。高校入学の昨年は、大阪世界陸上日本代表で、今日28日に卒業する先輩・絹川愛(3年)の後継者と期待されたが、相次ぐ故障で1年を棒に振った。絹川を育てた渡辺高夫監督(60)が「未完の大器」という逸材が復調した今年から、ビクトリー・ロードに挑戦する。

 「ポスト絹川」と期待される土田が、今春から本格始動する。昨年は県高校総体1500メートル3位で東北大会に出場したが、左足を痛めて決勝を棄権。年末の全国高校駅伝前にも故障が再発した。全国的には、まだ無名の存在だが、渡辺監督は「今年の目玉。間違いなくブレークする」と太鼓判を押す。

 土田は、米沢五中時代に高校駅伝での仙台育英を見て強く引かれた。「自分も強いところに入ったら速くなれるかもしれない」と進学を決めた。昨年は、走れないもどかしさを背負い続けたが「身近に世界で活躍する選手がいる」と、絹川の存在を刺激にしてきた。冬場は体づくりに専念。まだジョギングの段階だが、毎日1時間近く走れるまでに回復した。渡辺監督は「リズム感と持久力もあり、将来はマラソンもやれる」と長距離ランナーの素質を感じている。

 駅伝は中学時代から不運を味わってきた。米沢五中3年時は1区を走って県大会で優勝。だが、全国大会ではチーム全体がノロウイルスにかかって棄権した。昨年の全国高校駅伝は補欠に甘んじ、予選を含めてまだ高校での駅伝出走経験はない。渡辺監督は「全国1区でも十分、トップ争いに食い込める」と語る。土田は「まず1500メートルで4分20秒、3000メートルで9分30秒を切りたい。5000メートルも走れるようになってエース区間を走りたい」と目標に掲げた。【佐々木雄高】

[2008年2月28日11時54分 紙面から]

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