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宮城高専連覇&10度目Vへ出陣

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連覇に燃える宮城高専の選手たち
連覇に燃える宮城高専の選手たち

 全国高専ラグビーが4日、神戸ユニバー記念陸上競技場で開幕した。19年連続28度目の出場となる東北代表の宮城高専は5日の2回戦で、九州第1代表の佐世保高専(長崎)と対戦する。前回大会で4年ぶりの王座奪回を果たした宮城高専。全国最多9度の優勝を誇る強豪は、たった1人の5年生、SO松橋将太主将を中心に連覇に挑む。

 20歳になる5年生から15歳の1年生までと、幅広いチーム編成となる高専ラグビー。当然ながら最上級生の存在感は大きい。前年度は5年生7人がレギュラーを占め、4年ぶりに優勝。その5年生が、今年は松橋主将1人だ。

 94年からチームを率いる柴田尚都監督(42)は振り返る。「一番少なかった時で3人ですかね」。その最も5年生が少なかった05年は初戦の2回戦で敗れた。柴田監督は「今年は若い。攻守に決定力がない。ただその分、勢いに乗れば」と見通した上で「松橋が攻守の要。彼に、すべてがかかる」と期待を寄せた。

 松橋主将は昨年1月、左肩の脱臼癖解消のため手術。完全復帰は8月と、長くチームを離れた。「監督やOB、マネジャーがフォローしてくれた。1人じゃない状況をつくってくれた」と周囲に感謝した。先月には国立の鹿屋体大(鹿児島)への編入も決まった。「教師になってラグビーを指導したい。(高専入学から始めた)ラグビーで多くのことを学んだから」と語る。

 高専の選手たちにとって、公式戦の場は少ない。今回が、年にたった1度の全国大会だ。松橋主将は「初戦の内容で、決勝までのすべてが決まる。優勝して、いろんな人にお礼がしたい」。強い思いを胸に、最後の戦いに挑む。【清水智彦】

[2008年1月5日12時13分 紙面から]

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