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秋田中央46年ぶり白星/高校ラグビー
<全国高校ラグビー:秋田中央29-10萩工・萩商工>◇2日目◇28日◇東大阪市・近鉄花園ラグビー場◇1回戦◇30分ハーフ
42年ぶり6度目出場の秋田中央が、29-10で萩工・萩商工(山口)を下し46年ぶりの白星を挙げた。開始9分に先制を許したが15、18分と自慢のBK陣でトライを奪いペースをつかむと、FW戦でも優位に立ち5トライ。花園会場での初勝利となった。青森北はFW力を生かし69-3と高松北(香川)を圧倒、8強に進出した02年度以来5年ぶりの勝利を挙げた。両校は30日の2回戦で激突する。また山形中央は後半に逆転を許し、3年連続初戦敗退となった。
ノーサイドの笛が、秋田中央の約半世紀ぶりとなる勝利を告げた。それでも雨中の戦いを制した選手たちに、浮かれる様子はない。表情ひとつ変えず、選手を引き揚げさせた古谷和義監督(38)も「もっと上を目指しているんで」と淡々と語った。
持ち味の展開ラグビーで逆転、加えてFW力も発揮した。前半、BKが2トライを立て続けに決めると、28分にモールからNO8浜田勇毅(3年)がトライ。大会直前に専大、国際武道大などに在籍する7人のOBとスクラム、モールの練習に力を入れた。モール攻撃が伝統の秋田工を県決勝で破ったこともプラスだった。この日2トライの浜田は「工業(秋田工)はモールも強く、ラインアウトもうまい。勝って自信が出た。今日はグイグイ押せた」と胸を張った。
出場は前身の秋田市立時代の65年度以来、勝利は8強入りした61年度以来だ。この年を最後に会場が西宮球技場から花園に変わったため、今回が花園初勝利。82年から現校名のため、校名変更後初勝利でもある。長い年月の数字が積み重なるが、選手に重圧はない。チーム2本目のトライを挙げたFB佐藤正章(3年)は「(当時)まだ生まれてないし、実感もない」と平成生まれらしく笑った。
30日の2回戦は青森北との「北東北ダービー」となった。東北選抜の選考会などで顔見知りも多いという。BKリーダーの佐藤正は「FWも重いし、やりずらいが、BKでどんどん行きたい」。勝てばチームの第1目標、春の王者伏見工(京都)との対戦に近づく。【清水智彦】
[2007年12月29日11時3分 紙面から]
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