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能代工完敗…3冠逃す/高校バスケ
<全国高校バスケット選抜優勝大会:洛南102-72能代工>◇28日◇6日目◇東京体育館◇男子準決勝
まさかの完敗だ。能代工(秋田)が洛南(京都)に72-102で敗れ、決勝進出を逃した。エースの満原優樹(3年)が右足を負傷したのが響き、9年ぶりの全国3冠の夢は消えた。明成(宮城)は福岡一(福岡)に善戦したが、1ゴール差で敗れた。
エースが立てない。第2クオーター(Q)の3分すぎ、オフェンスのリバウンドを取りにいった際、満原が着地で相手選手の足を踏み、右足首をねんざした。加藤三彦監督(45)の肩を借りてベンチに下がり治療。この時点で24-28とビハインドは4点。いったんは再出場したが結局、無念のリタイアとなった。長谷川技(3年)らが必死に反撃したが、終わってみれば30点差という思わぬ大差で敗れた。
「自分のせいで負けた」と満原は泣きじゃくった。選手にケガはつきもの。能代カップ(5月)の際も右足ねんざを押して出場したが「あの時とは痛みが違った」という。加藤監督は「ケガも5ファウルもあり得る。満原や長谷川に、おんぶにだっこだった。彼らが出られない時の対策ができていなかった」と選手をかばい、ベンチの責任を強調した。
3冠も、59個目の全国タイトルも消えた。控室に戻った選手たちも涙を流した。だが加藤監督は「試合を投げないで最後までやり通した。昨年まで優勝経験がなかったが、今年は2冠を取り、この大会も4強に入ったのは立派」と選手たちをたたえた。
今日29日は「東北ダービー」の3位決定戦。「今日できなかったことを明日やるだけ。やっぱり能代工といわれるように全力で戦う」と加藤監督はきっぱり言った。【北村宏平】
[2007年12月29日11時2分 紙面から]
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