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酒田南首位譲らず/高校駅伝
<全国高校駅伝山形県大会>◇28日◇山形市・あかねケ丘陸上競技場周辺コース◇男子7区間(42・195キロ)女子5区間(21・0975キロ)
男子は酒田南が初の2連覇を果たし、4度目の優勝を飾った。1区で佐藤寛才(ひろとし、3年)が区間新記録の快走を披露。後続が東海大山形の猛追を振り切り、最後までトップを譲らなかった。女子は山形城北が12連覇を達成し、17度目の優勝。2位の東海大山形に約4分の大差をつける圧勝だった。
酒田南の最終走者、門脇幸汰(1年)がゴール地点の陸上競技場に入り、周回を重ねる。その姿を見詰める佐藤玲児監督(36)は、流れる涙を何度もぬぐった。「選手たちは厳しい練習に耐えてくれた。本当にいい選手に恵まれた」。今年の夏は1カ月の走り込みの距離を、昨夏の700キロから、実業団レベルの800キロに伸ばした。十分なスタミナを蓄えた選手たちは、5~6区で東海大山形の選手に区間新の猛追を受けても、背後に迫られることはなかった。
昨年は25年ぶりの優勝を果たし、満足感に浸った。今季は王者として陥りがちな気の緩みやマンネリ感が生じ、9月のしらかわ駅伝(福島)では東海大山形に約1分差で敗れた。1区の佐藤は「普通に走れば勝てるだろう、と思っていた。このままでは全国に行けない、と危機感を持った」と明かした。戦う姿勢を取り戻した選手たちは、今月になって調子を上げ、初の連覇達成につなげた。
昨年12月の全国大会は2時間12分48秒で44位。この日も2時間13分23秒に終わり、このままでは都大路での苦戦は免れない。4区の柴田翔主将(3年)は「高校生は、あと2カ月で実力も精神力も上げられると思う」と話し、レベルアップを誓った。【柴田寛人】
[2007年10月29日11時50分 紙面から]
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