このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 東北 > ニュース


東北メニュー

盛岡女が号泣初V/高校駅伝

※画像クリックで拡大表示

初優勝した盛岡女のメンバーは、野田(中央奥)の周りに集まって号泣
初優勝した盛岡女のメンバーは、野田(中央奥)の周りに集まって号泣

<全国高校駅伝:岩手県大会>◇19日◇花巻市総合体育館前発着コース◇男子7区間(42・195キロ)、女子5区間(21・0975キロ)

 女子は盛岡女が初優勝した。佐久間未来(2年)が1区で2位と好スタート。2~4区の3人が区間賞の快走を見せ、最後は野田栞莉(しおり)主将(2年)がトップを守った。過去18回中12回優勝の花巻東の連覇を4で止めた。男子は一関学院が13年連続17度目の優勝。両校は12月23日の全国大会(京都)に出場する。

 女子がスタートして1時間すぎ。ゴール地点にいる人々が、ざわつき始めた。「1位は盛岡女子らしいぞ」。97年の高田以外は、花巻東と花巻南が分け合ってきた優勝の歴史。新たな学校が名を刻む瞬間が近づいてきた。トップでタスキを受け取った最終走者の野田主将は、区間3位で5キロを走り、バンザイをしながらゴール。待ち受けたメンバーの腕の中に倒れ込んだ。周囲が泣いているのを見て、「笑えよ!」。チームが笑顔で頑張るという目標「スマイル・アンド・ピース」を最後まで実行した。

 日体大4年で89年の箱根駅伝9区を走った大梶義幸監督(40)が、93年に盛岡女に転任。陸上部を指揮したが、結果を出せない年が続いた。「競技に対する意欲に欠けた選手が多かったけど、1秒でもタイムを縮めれば、選手は喜ぶ。その積み重ねでした」。目標タイムに向けて努力する姿勢を植え付け、00年の県予選で3位浮上。03~04年、昨年と2位になり、連覇中の花巻東に次ぐスピードを備えていた。

 05年夏から始めた青森山田との合同合宿も、効果的だった。全国大会の常連校が自らを追い込む姿勢を肌で感じた。1区を走った佐久間は「青森山田の選手は、設定タイムよりペースを上げて、苦しい走りをしていた」と話した。設定通りにこなす練習を改め、朝10キロ、放課後20キロの距離を全力で走った。

 3年生が不在で、陸上部の長距離選手はわずか8人。少数精鋭の盛岡女が今冬、初めて都大路の晴れ舞台に立つ。【柴田寛人】

[2007年10月20日10時59分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ