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宮城が6年ぶりV/国体山岳
<秋田わか杉国体>◇4日目◇2日◇北秋田市森吉スポーツ公園
山岳クライミング競技成年女子決勝は、宮城が6年ぶりの優勝。尾川智子(29=宮城県山岳連盟)簾内(すのうち)由希(19=ドレメファッション芸術専門学校2年)組が、予選からのトップを守った。
宮城県代表の2人が、持ち前の筋力を存分に発揮した。競技歴8年目の簾内は、12メートル付近まで到達。プロクライマーとして2年目を迎えた尾川は、14メートル付近まで届いた。「あと3つホールド(人工壁に設定された手掛かり)をつかめば登り切れたんですけど…」。W杯転戦歴もある実力者は競技後、悔しそうに高さ15メートルの壁を見つめた。しかし宮城勢6年ぶりの優勝を後で聞かされると、「簾内さんとのペアで昨年は2位だったので、うれしいです」と素直に喜んだ。
愛知県出身の美人クライマーは、早大でワンダーフォーゲル部に所属し、3年時の00年富山国体でクライミング初挑戦。大学卒業後もフリーで国際大会参加を続け、03、06年にはアジア王者になった。スポンサーは6社を数え、昨年にプロ転向。協賛社の1つが仙台に本社を置くことが、宮城との縁になった。連盟所属の指導者として、後進に登り方を教えている。「宮城県はトレーナーを用意してくれるので、ありがたいです」と感謝した。
仙台市出身の簾内は、名取三中1年時からクライミングを開始。専門学校で服飾造形の勉強をしながら競技を続けている。「予選1位も優勝もびっくり。尾川さんの足を引っ張らないように、頑張りました」。01年の地元国体以来、優勝がなかった宮城勢が、表彰台の中央に戻ってきた。【柴田寛人】
【成年女子】クライミング決勝(1)宮城(尾川、簾内)80・681点
[2007年10月3日12時31分 紙面から]
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