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加藤和が4連覇の偉業達成/国体水泳
<秋田わか杉国体>◇4日目◇2日◇秋田県立総合プール
水泳の少年女子A200メートル個人メドレーは、加藤和(いずみ、福島・桜の聖母学院高3年)が優勝。中学3年時の少年女子Bから大会4連覇した。
4連覇の偉業を達成したメドレーの女王に、笑顔はなかった。掲示板を見上げた加藤は、落胆した表情を見せた。優勝インタビューを受けると「(最後のターンをして)勝てると思いました。勝ったけど…」と消え入るような声で話し、目を潤ませた。
「悔しくて」。高校記録の2分14秒22の更新を狙っていた。自己ベストは2分15秒04。今年は全国高校総体で200メートルと400メートルの2冠を達成した。目指すは93年以来破られていない記録への挑戦だけだった。
高校最後のせいかレース前、「変に緊張した」と言う。前半のバタフライと背泳ぎを終え、トップに2秒以上差をつけられた。それでも得意の平泳ぎで一気に0秒03差まで詰め、自由形で逆転した。「隣の子(2位になった福田)が背泳ぎが速いので、体半分の差で行こうと思いましたが…。バタフライで遅れて、平泳ぎで焦ってしまった」と不満の残るレース運びだった。「勝って当たり前のレースを、勝ったことだけはうれしい」と唯一の収穫を口にした。
今後の目標を「五輪に行くこと」と掲げた。進学希望だが、来年4月に五輪の選考会があるため「あまり環境を変えたくない」と話した。地元・福島から目指すは北京。「精神面をもっと安定させないと。大きい大会でタイムを出せるようになりたい」と、その目は世界を見詰めていた。【清水智彦】
【少年女子A】200メートル個人メドレー決勝(1)加藤和2分16秒22
[2007年10月3日12時30分 紙面から]
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