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日景が地元V「声援のおかげ」/国体相撲
<秋田わか杉国体>◇4日目◇2日◇潟上市天王総合体育館
相撲成年男子B個人は地元秋田の日景清悦(28=比内養護学校たかのす分校教員)が初優勝。決勝で昨年優勝の石山昇(新潟・高田農教員)を豪快な上手投げで破った。
日景の優勝の瞬間、悲鳴に近い歓声が館内にとどろいた。先に行われた団体戦では、V有力とみられた秋田が決勝トーナメント1回戦で岐阜によもやの敗退。意気消沈しかけた地元の観衆、関係者の前で、日景が見事個人戦の優勝をかっさらってくれた。
「団体戦で優勝するために今まで頑張ってきた。負けて力が抜けていた。個人戦も1回戦で負けちゃおうかな、と思った」と日景は打ち明けた。「でも、個人戦の試合で入場したら、ものすごい声援だった。応えなくては、と気持ちを切り替え、気合を入れ直した。優勝は秋田の人たちの声援のおかげです」と感謝した。
先輩たちのアドバイスも効いた。団体戦で秋田の大将を務め、個人戦では5位入賞した舘山孝(33=鷹巣農林教員)は、金足農-日体大を通じての先輩。「前まわしを取って自分の形にしろ」と言ってくれた。個人戦の大きなヤマは青森の小笠原史男(29=三本木農教員)との準々決勝だったが、初めて破った。「県、学校は違ってもいい先輩。今までいろいろアドバイスしてくれた」。この日、“恩返し”ができた。
団体戦で入賞できなかった悔しさをバネに、地元への感謝をかみしめた日景の国体初優勝。「来年の国体では絶対団体優勝です。そのために明日からまた練習します」と再スタートを誓った。【北村宏平】
【成年男子B】個人決勝 日景清悦{上手投げ}石山昇
[2007年10月3日12時56分 紙面から]
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