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新体操で庄司31年ぶり3連覇/高校総体
<全国高校総体新体操>◇初日◇4日◇佐賀県総合体育館
女子個人総合で庄司七瀬(山形北3年)が、31年ぶりの3連覇を達成した。1種目目のロープで全体1位の13・825点をマーク。続くフープでも2位の14・175点を出した。個人総合3連覇は、74~76年の麓(ふもと)久美子(鹿児島純心女子=当時)に続き、2人目の快挙。身長152センチの小柄な体で、高校新体操界の歴史に名を刻んだ。
午前10時。演技開始30分後の新体操会場に、前回王者が登場した。庄司は最初のロープで高いジャンプを連発。スピードに乗ったピボット(回転技)で観衆をどよめかせた。2種目目のフープでも、難度の高いバランス技や柔軟性を披露。ほぼノーミスでまとめ、石田美恵コーチ(山形RG)とうれし涙を流した。「自分の演技に満足したので、順位はどうでも良かったです」。参加48選手の演技が午後5時ごろ終了。表彰式は翌日に回され、総体3連覇の快挙は会場内で告知されることもなく、地味に達成の瞬間を迎えた。
今年は、一流選手が抱える重圧と闘っていた。3月の全国高校選抜では2連覇、今大会は3連覇がかかり、地元の人たちからの激励が増えた。「全然知らない人から、『3連覇頑張ってね』って言われたりして。ありがたいことですけど、つらかった。重荷でした。今は終わって良かったです」。所属の山形RGで特別扱いはなく、夕方から幼稚園生と一緒に練習した。楽しかったころの初心に戻り、基本技を磨いた。
競争は厳しい。5月の全日本ユース選手権は4位。上位3人は1、2年生で、後輩に追われる立場だ。「ユースで勝った3人も、みんな大きくて、スラッとして、足が長い選手でした。私は小さいですけど、大きく見せられるように頑張ってます」。腰の関節は柔らかく、背後に持ち上げた足は、実際より高く上がっているように見える。演技のスピードも、小柄な選手ならではの持ち味だ。
次の目標は、今年逃した世界選手権の代表初切符だ。「2009年には、三重で行われるんですよね。地元で皆さんに感動していただけるような演技を見せたいです」。世界の舞台で笑顔を見せる日も近そうだ。【柴田寛人】
[2007年8月5日11時52分 紙面から]
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