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岐路に立つ9人制バレーボール

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鷹巣クラブは、相手の攻撃に備える。前線に6人が並ぶのも、9人制の特徴
鷹巣クラブは、相手の攻撃に備える。前線に6人が並ぶのも、9人制の特徴

<秋田わか杉国体へGO!(13)>

 成年男女の9人制バレーボールは、2010年千葉国体を最後に、廃止される見込みになっている。国体は大会規模を縮小する方向で検討を重ね、世界的には普及していない9人制が削減候補になった。ただ、「ママさんバレー」を底辺にし、日本協会登録チームの多数が9人制。日本国内の普及度は、6人制を上回っている。秋田県協会の関係者は「9人制が今後、すたれていく可能性がある。国体で残すなら、6人制より9人制じゃないか」と不満を漏らしていた。

 成年男子9人制の強化指定チームになっているのが、県内最強の鷹巣クラブ。昨年は東北総体2年連続準優勝、全国クラブカップ選手権ベスト16と、結果を残している。ただ、国体での競技廃止の話題になると、選手たちも複雑な表情になった。斉藤稔主将(28=東北電力)は「ほかの大会に比べると、国体は観客が多いし、応援も独特の雰囲気。競技が廃止されると、高い目標がなくなるので、寂しい」と話した。

 国体を目指して強化を進めたり、選手を集めるという活動がなくなれば、チーム存続も危うくなる。バラエティーに富んだ攻防が売り物の9人制が、岐路に立たされている。【柴田寛人】

[2007年6月20日11時43分 紙面から]


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