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古川学園が初戦突破/バレーボール

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第1セット、古川学園はレフト小林がスパイクを決める
第1セット、古川学園はレフト小林がスパイクを決める

<バレーボール:全国高校選抜優勝大会>◇初日◇19日◇さいたまスーパーアリーナ◇男女1回戦各12試合

 開会式直後の開幕試合で、女子の古川学園(宮城)が2-0で津商(三重)にストレート勝ちし、8年ぶりの全国制覇に向けて好スタートを切った。両足首に故障を抱え、昨秋から先発出場を控えていたレフト小林由依(2年)が自身2年連続となる大舞台で復活。第2セットは最大6点ビハインドを逆転する原動力になった。

 高校生活の中で、2回しか出場できない選抜大会。古川学園の小林が「最後の春」に燃えた。第1セットを難なく先取したが、第2セットに落とし穴が待っていた。岡崎典生監督(38)が心配していた「中だるみ現象」。一時は最大6点差をつけられ、15-19とリードされたが、小林は「1点ずつ返すつもりでした」と戦意を失わなかった。

 21-21の左からの同点アタックを含め、1人で4連続得点。勝ち越し点とマッチポイントを奪って、最後はセンター鈴木未来主将(2年)の決勝のブロック得点につなげた。小林は「最初は少し緊張しましたが、後半はリズムをつくれた」と笑顔。岡崎監督も「頼もしい真のエース」と活躍を認めた。

 05年12月に左足首の外側じん帯を損傷も、けがを抱えながら戦ってきた。だが昨秋後は先発から外され、2月の県決勝までリザーブに甘んじてきた。まだ両足に痛みは残るが、先発としていきなりの全国舞台復帰で結果を出した。

 勝ち進めば23日の準々決勝に17歳の誕生日を迎える。コンビを組む1年生セッター田代佳奈美は、決勝の25日が誕生日。昨春2回戦で八王子実践(東京)にストレート負けした悔しさを知る小林は「春の日本一は特別です。絶対に勝ちたい」という。高校での全国デビューになった田代は「楽しかった。全部決勝だと思って日本一を狙いたい」と裾花中(長野)時代に続く全国制覇を見据えた。

 21日の2回戦の相手は、昨春4強のシード校・大阪国際滝井。岡崎監督は「センターコート(決勝)にいくためには乗り越えなければならない相手。(第2セットの)接戦も引き締め材料になった」と話した。【佐々木雄高】

[2007年3月20日11時43分 紙面から]


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