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男子距離で立崎3位/高校総体スキー

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立崎の力強い滑り
立崎の力強い滑り

<全国高校総体スキー>◇4日目◇5日◇富山・南砺市たいらクロスカントリーコースほか

 東北勢が3つの銅メダルを獲得した。距離男子10キロクラシカルでは立崎幹人(青森・野辺地3年)が27分03秒5で、この大会初の表彰台に立った。後半距離が行われた複合では鈴木亮(秋田・花輪3年)が、アルペン女子回転で金子未里(秋田・角館3年)がそれぞれ3位に入った。

 ラストの直線。「目指すは頂点」と書かれたピンクのハチマキをなびかせて、立崎が飛び込んできた。何度も雪をたたいて悔しがった2日前のフリーとは対照的に、冷静にゴールした。「クラシカルは得意ですから。どんな状況でも走る自信はある」と話した。

 29日の現地入り後の練習で「走りにキレがないな」と感じていた。3日のフリーは37位と不本意な成績に終わった。この日は雪辱の3位。「日本一を取りたかったけど、本調子じゃない中ではベストだし、次はトップを取れる自信になった」と振り返った。

 小学校から青森に「越境入学」した。青森との県境にある秋田・小坂町の生まれで、通える近くの学校が青森・十和田湖小だったからだ。「両県がふるさとなんです。秋田の人たちにもたくさん応援してもらえて…」と感謝した。高校では親元を離れ、野辺地で3年間下宿生活を送った。「僕の生まれたところは、どこの高校に行っても下宿しない人はいないですから」と苦にはしなかった。

 五輪出場を目標に、4月から早大に進学する。この日2冠を達成した柏原暢仁(長野・飯山南3年)も同じく早大に進む。04年の全中大会では立崎が1位、柏原が2位だった。「これからも競って行きたいし、五輪で競い合いたい仲間です」。さらに「愛ちゃん」(福原愛=青森山田3年)、「佑ちゃん」(斎藤佑樹=早実3年)らビッグネームが同期になる。「僕もそれくらい有名な選手になりたいですね」と話すと、端正なマスクから笑みがこぼれた。【清水智彦】

[2007年2月6日12時35分 紙面から]


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