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弘前工慌てず逆転29度目V/高校バレー

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弘前工の選手たちは試合終了後、全員で歓喜の輪をつくった
弘前工の選手たちは試合終了後、全員で歓喜の輪をつくった

<全国高校選抜バレー青森県大会>◇最終日◇4日◇青森市民体育館◇男女決勝など

 男子は弘前工が青森工をストレートで下し、3年ぶり29度目の優勝を果たした。エース小田切亮磨(1年)が18本のアタックを決めるなど、昨年度まで平川市立尾上中で全国大会を経験したメンバーが活躍した。女子は弘前学院聖愛が弘前実に3-0で圧勝し、2年連続5度目の全国大会出場を決めた。

 弘前工が、古豪の底力を見せつけた。昨年初優勝した青森工との第1セット。5-11とリードされたが、選手たちは慌てなかった。小田切がスパイクを連続して決めて追い上げ、27-25とこのセットを先取。その後は佐藤洋介主将(2年)や今井良平(2年)のスパイクでも得点を重ね、チーム最長身190センチの熊谷拓真(2年)のブロックが決まった。ストレート勝ちを飾り、昨年の決勝でストレート負けした相手に借りを返した。

 01年度まで10年連続優勝したが、その後は五所川原工や青森工に全国切符を奪われる年が続いた。川村謙二監督(43)は「伝統校なので、最近は子供たちへのプレッシャーが強かったのかな…とも思う。今年はスカウティングなどで、少しずつ強化した結果が出ました」と話した。弘前市に隣接する平川市には、尾上中という有力校がある。小田切や佐藤主将ら4人が尾上中出身で、全国中学に出場した経験を持つ。同監督は「彼らは経験豊富だから、バレーをよく知っている。試合に向かう姿勢とか、見習う部分がある」と高く評価した。

 小田切はチーム最多の40本のアタックを放つなど、1年生ながらエース格として奮闘している。「自分に上がったボールは全部決めるつもりで打ちました。全国大会でも自分の力を全部出したい」。佐藤主将は、小田切といとこ同士の関係。「学校に通う電車も一緒なので、ムード作りの話とかしています」という。2人はチームのけん引役になり、昨年の高校総体に続く県大会2冠を達成。3月19日開幕の全国大会に臨む。【柴田寛人】

[2007年2月5日11時38分 紙面から]


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