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荒木田3年連続準V/レスリング

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決勝で田中(右)に圧倒された荒木田(撮影・鈴木豊)
決勝で田中(右)に圧倒された荒木田(撮影・鈴木豊)

<全日本レスリング>◇初日◇26日◇東京・駒沢体育館

 男子フリースタイル120キロ級で、荒木田進謙(専大1年=青森・光星学院出)が、3年連続準優勝した。決勝で5連覇中の王者、田中章仁(23=FEG)に第2ピリオド(P)33秒でフォール負け。過去2年敗れた相手に、今回もリベンジはならず、悔しい銀となった。

 三度目の正直はならなかった。試合後、荒木田は「クソーッ」と何度も繰り返した。史上5人目の「1年生学生2冠」の称号を得て、満を持しての戦いのはずだった。だが日本一の座は、またも同じ相手に阻まれた。専大出身の田中とは、昨夏から毎日のように練習してきた。クセも見抜いていたはず。「ああ、勝ちたかった」と無念の表情を見せた。

 第1Pは0-0も、コイントスで攻撃権を奪われ、落とした。後のない第2P、奇襲に出た。タックルで抑えた直後、右から返し技を放ちにいった。しかし逆に上から抑え込まれた。「決まれば後々フェイントするにも有効だったんですが」。第2Pわずか33秒、勝負は決した。

 試合を見守った光星学院時代の恩師、橋場保人監督(43)は「奇をてらわず、基本力で勝たないと。我々の期待と、本人の自覚がかけ離れてるんじゃないか。このままじゃ平凡になってしまうよ」と厳しい言葉を残した。

 期待はもちろん、世界選手権日本代表、そしていつかは世界一。男子は今年9月の世界選手権でメダルを取れば、08年北京五輪代表にも内定する。代表選考会を兼ねた今大会を落としたため、6月の全日本選抜を制さなければ、世界選手権代表の座はない。荒木田は「もっと自分を追い込んでやらないと。6月まで頑張ります」と気持ちを新たにした。【清水智彦】

[2007年1月27日11時28分 紙面から]


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