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パイオニア無念の逆転負け/Vリーグ
<V・プレミアリーグ:久光製薬3-2パイオニア>◇13日◇埼玉・越谷市立総合体育館ほか
パイオニアが久光製薬にフルセットの末に2-3で無念の逆転負けを喫した。開幕から4戦連続で第1セットを先取。その後も粘りを見せながらも最終セットは終盤にミスが重なり、13-15で競り負けた。今季4戦目で3敗すべてが逆転負け。就労ビザ申請中の新外国人センター、エリザべス・バックマン(28)が12日からチームに合流したが、まだ試合出場のめどが立たない中、早くも踏ん張りどころとなった。
昨年の女王、パイオニアが痛恨の3敗目を喫した。昨年3月のファイナルラウンド決勝以来となった久光製薬との今季初対決。5セットの総得点は103点対102点の大接戦だったが、逆転負けに終わった。最終セットは、同点に追い付いた9-9からレフト栗原恵(22)の左アタックが相手ブロックにつかまり勝ち越しを許し、さらにライト江口理代(30)と栗原の3連続スパイク・アウトで自滅した。栗原は「盛り上げなければならない場面で、やってはいけないミスをしてしまった」と肩を落とした。
セットごとに波のある極端な試合展開だった。第1セットは中盤からリードを広げて難なく先取。だが第2セットは、1度もリードを奪えず失った。第3セットは15-12からの逆転負け。第4セットを10点差でものにして波に乗るかに思われたが、土壇場でミスに泣いた。レフト佐々木みき主将(30)は「リードしても最後に勝てないのは、自分たちに何かが足りないのだと思う。早く探し出して修正したい」と反省。吉田敏明監督(48)も「メンタル的な部分も含めて修正しなければ」と厳しい表情を見せた。
だが、バックマンの出場が遅れる中で、センター多治見麻子(34)が2戦連続となるチームトップのアタック決定率53・8%をマーク。江口もチーム最多の21得点を挙げる働きを見せた。バックマンが加われば高さも増すなど、明るい材料はある。この日もベンチ入り12人全員を起用するなど、吉田監督は総力戦で早くも迎えた正念場を乗り切る構えだ。【佐々木雄高】
[2007年1月14日12時34分 紙面から]
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