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パイオニア開幕連敗/Vリーグ

<V・プレミアリーグ>◇7日◇岡山県体育館(桃太郎アリーナ)ほか

 前年度覇者パイオニア(山形)が昨季に続く開幕連敗を喫した。前日6日の開幕戦(JT戦)で両足けいれんのために途中交代したレフト栗原恵(22)がフル出場。第1セットはジュースの末に先取したが、前日同様、1-3で武富士に逆転負けした。新外国人センター、エリザベス・バックマン(28)のチーム合流がビザの関係で遅れる中、純国産チームは今日8日のアウエー、シーガルズ戦で連敗脱出を狙う。

 まるで前日のJT戦のリプレーを見ているような試合内容だった。足の故障で出場が不安視されていた栗原が元気に先発。第1セットは21-23の劣勢からジュースに持ち込みものにする粘りを見せたが、第2セット以降は一変した。終始リードを許し、同点には追い付いても、連続ポイントが奪えない。要所でレシーブミスも重なり、逆にじわじわとリードを広げられて逃げ切られた。まだ今季2戦目ながら、吉田敏明監督(52)は「これまで監督をしてきて、こういう崩れ方は経験がない。昨日と同じ展開での敗北は、まったく不本意だ」と話した。

 開幕直前にアクシデントが続き、見えない重圧となっている。昨秋獲得したばかりの外国人センターが両足亀裂骨折のために退団。レフトのスーパー・サブ榛沢舞子(25)も左わき腹を痛めて戦線離脱。急きょ獲得したバックマンの合流が遅れる中で、左足の故障から回復した栗原も本調子ではなく、開幕前のチーム構想が根底から揺らいだ。

 連日の逆転負けも、栗原と対角を組むレフト佐々木みき主将(30)が好調を維持。助っ人外国人の大砲を欠く中、2人で計10本のバックアタックを決め、栗原も得意のジャンプサーブでエース3本を決めるなど光明もある。だが、佐々木主将は「チームが負けたら個人成績は意味がない」。栗原も「勝つことがすべて」と負けん気は忘れない。吉田監督は「心が沈まないようにして、今日のことは忘れて集中したい」と、開幕3連戦の最後になるシーガルズ戦を見据えた。【佐々木雄高】

[2007年1月8日11時1分 紙面から]


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